OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
<< February 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

せっせ・せっせ!

 傍目にはめぼしい進展は見られないのですが、
作業的には結構セッセとこなしていたのです。



ホゾを切った部材は22本。ということはホゾは44箇所。 1か所のホゾにつき
8回カットですから、都合352回カットした計算です。 よくぞ間違えずに
たどり着いたものです・・・・と言いたいところ、そんなはず無いじゃないですか。
間違えましたよ、ご期待どおり。

ホゾが44箇所ということは、ホゾ穴も44箇所開いてるわけです、当然ながら。
数えるのが怖いので数えていませんけれど。

全ての部材の位置を決め、1箇所づつ嵌め合いを調整してから、
組み立て後隠れる位置に合い印を付け、小鉋で仕上げ削りまで済ませました。

後は組み立てを待つばかりですが、この作品、ここからが大変なのです。



正面下側の幅広の部材は、甲板が乗っかる幕板です。 その右「ニ」と書いている
部材は見付け側右の脚の上端木口です。
幕板のカーブの延長線を脚に書いてあります。
このラインでカーブに削る必要があるのです。



小鉋で削るのですが、どの辺りを削っているかがわかるように、全面に
鉛筆で線を書いて削っていきます。線を書く--削る--線を書く、と繰り返して
少しづつカーブを出していきます。

平らな鉋で曲線を削って綺麗なカーブになるかどうか心配です。
理屈上は無理に決まっているのですが・・・・・。



削り終わった状態です。左右の脚を並べてみました。左の脚は墨線まで
余裕がありますが、この状態で右の脚との高さがドンピシャなので、
これ以上は削らないでおきます。
心配しましたが、何とか誤魔化せる範囲の仕上がりです。

同じように見付け側の全ての部材をカーブ面に仕上げるつもりです。
難物は脚と引き出しの前板、左右の扉と思っていましたが、
脚を削った限りでは何とかなりそうです。



使ったのは右に見えている小鉋 「火神」君です。 手垢が付いて薄汚れて
いますが、切れ味は良いです。 削って--研いで--削って--研いで・・・。
この段階で逆目掘れは最悪なので、面倒でも研ぎの回数を増やす
必要があります。
お湯が無いので、手がかじかんでつらいのですが、ここは我慢です。



在庫の2X材の粗取りもしました。 新しい仲間の居場所を
早く決めてあげたくて。







作品 | permalink | comments(3) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

ビースト

 去る1月29日(金)午後、新横浜−−小田原間の架線事故で
新幹線が止まったニュースは見られましたか?

先週も東京にいて、金曜日に自宅に帰る予定でした。
2時前、何気なくパソコンのニュースを見ていたら、運転休止の
ニュースが流れていました。

こういう時に取る行動は決めています。 兎に角駅に出向いて
動き出すタイミングを逃さず列車に飛び乗る。後のことは乗った後で
考える--です。

東京駅で待つこと暫し・・・・。 「復旧は長引く」というテロップが流れて
おり、5時迄待った時点で断念、マンションに帰ってきました。
帰ってきて6時前にTVを見たら、「先ほどから運転再開」と言うでは
ありませんか。

すかさず再度駅へ。 ホームに止まっていた列車に乗りました。
普通車は通路まで満員。 こういう時は空いてるグリーン車に限ります。
多分検札には来ないだろうし、来たとしてもグリーン券との差額を
払えばいいや・・・・と思って席を確保。 本を読んでいました。

東京駅出発は6時20分過ぎ。品川を過ぎ新横浜を過ぎた辺りで
グリーン車も満席になってきました。
「やっぱりこういうときは機転が利くかどうかが重要だもんね。
その点オイラなんかは・・・ぐふふ」
と思っていたら、通路を挟んだ隣の席で何やら揉め始めました。

片方は40前の気のよさそうな兄ちゃん。「あの〜、この席は私の
席なんですが・・・・」
こなた、大きな顔をした50年配のお嬢さん(昔だよ、勿論)。
「あ、私らも別の列車のこの席なんですわ。ごっつい待たされて、やっと
座れたとこなんです。」 と、コテコテの関西弁。
「駅員さんに聞いたら、私の切符はこの列車の指定なんで、
 もし他の方が座ってたら代わって貰ってください、と言われたんですが
・・・・・」
「私らもこの席です、別の便やけど。そら、座っていただいて結構なんです、
勿論。 でも、他に空いた席もないし、車掌さんにはっきり
させてもらいましょ。」
と言いつつも、大きなお尻は微動だにする気配がありません。

ドアのすぐ外は乗務員室。 気の良い兄ちゃんは乗務員室のドアを
ノックしますが応答無し。 乗務員は別の車両に居るようです。
途方に暮れた兄ちゃんは、席に戻って再度交渉する勇気もなく、
乗務員室のドアの前に立ったまま途方に暮れている様子。

小田原を過ぎた辺りで、「今私が座ってた席に座りなさい。私は本当は
普通席なんで。」 と言ってしましました。

機転は利いたんですが、黙ってやり過ごす根性に欠けていました。
おかげで新大阪まで狭い通路に立ちっぱなしになっちゃいました。

太字の部分は文字にすると短いのですが、実は15分以上あったような
気がします。その間本当に1度たりとも立つ素振りを見せないのです。
私が当事者なら早々に「黙ってそこをどけ!」と言ってる所です。

全くもって、こんなケダモノが生息してるなんて・・・・。
隣の席に亭主らしきオヤジが座ってましたが、こっちは終始無言。
なんとかせんかい!! こんな野獣を放し飼いするな!!
座敷牢に監禁しとけ、気分の悪い!!

自宅に着いたら11時を回っていました。疲れました。
雑記帳 | permalink | comments(4) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

進まない?進んでる!!

 先週末は、ヤクザなボール盤の組み立てに半日潰されましたが、
まあまあ充実した作業内容でした。
大きい方の飾り棚の構造部分の最終調整に入っています。
作業の合間に側板や背板の部材も切り出し始めました。
この作業は、細かい作業に飽きてきた時のおまけに取ってありました。



ホゾを切った部材の1本1本を位置決めし、ホゾの微調整をしていたのです。
完成後見える部分になるべく綺麗な面が出るように、かつ、誤差が最小に
なるように注意しながら、ノミ数本と際ガンナでの細かい作業です。
調整の終わったホゾ先に、目印の番号を打っていきます。

組み合わさる部材の数が多いので、佐世保のプロの教え通りホゾ先を
緩めにし、根本だけきつめに調整します。



見付け面になる框と桟を組んでみました。 真ん中に引き出し3枚、
その両脇に開き戸、左右の端に脚が付きます。

仮組なのでホゾは最後まで押し込んでいません。無理なく組めるか
確かめただけです。



横長の部材に後でカットする大きな弧が罫書いてあります。
このカーブがこの上に乗る甲板のカーブに一致しているという
構想です。(構想ですよ、あくまで。失敗してもわしゃ知らんけんね)

勿論引き出しの前板も、両サイドの扉も、脚も、見付け面の全ての
部材がこのカーブに一致して収まるという妄想、もとい、構想です。

こうしてみると脚との接合部はやはり2枚ホゾにすべきでした。
言われるまで考えもしなかってですけど。



脚には側板が嵌る溝も掘りました。 忘れるところだった、背面の部材も
背板分欠き取っておきました。

この工程は見ている人にはちっとも進んでいるように見えず、画像的には
面白くないのですが、この工程無しには組み立てに進めません。
逆に言えば、この工程を乗り越えれば一気に組み立てに進める
という事です。

素人木工の白眉は、当然のことながら完成間近の組み立て工程に
あるのですが、最近この一見辛気くさい工程が楽しくなってきました。

何も考えないで、しかし間違えることなく(ここで間違えると一巻の終わり)
、また万一間違えたらその救済策をひねり出す工程が、一番楽しい
時間かと思うのです。

                          又来週。
作品 | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

新規住民登録

 

今週の主役はこれ。 メーカー名もばっちり写ってますが、軸傾斜ボール盤
です。
今まで使っていたのはHCで6千なにがしのおもちゃ。 それこそおもちゃを
作るのに買ったもので、買い換え候補No1の機械でした。

最初オフコで買おうと思って狙いを付けていたのですが、買おうと思ったら
品切れ。 「国産メーカーの物だから、多少高くても精度は良かろう。」
と思ってこれにしました。

結果は駄目です、今のところ。 使い勝手や精度はまだ解りませんが、
組み立ての段階で評価は一気に下落。
その後オフコの物と主要諸元を比べたり、写真を比べたりしましたが、
どう見ても同じ物としか思えません。 強いて相違点を上げれば、塗装色
の違いぐらいでしょう。

組み立てと言ったって、ベースにポールを止め、そのポールに定盤と定盤を
上下動させる棒状のギアを組み込み、最後に本体駆動部を載っけてネジ止め
して終了という至って簡単な作業なんですが、 この作業で一気に評価を
下げたわけです。

朝8時前から取りかかって、終わったのはお昼の12時過ぎでした。



手こずったのはこの部分。 気分が悪いので詳しくは書きませんが、
このハンドルで廻す軸の、内部の螺旋の加工とポジションが悪く、
テーブルを下げる時は良いのですが(がたつきながらも何とか
下がる。)、上げようとすると噛んでしまってビクとも動かなくなる
のです。

ああでもないこうでもないと悪戦苦闘すること2時間強。
どうにもならなくて、同じ物をお持ちのacanthogobiusさんに
TEL 。 「別の不具合はあったけど、自分の不具合とは違うなあ」
ということで、一旦は希望が消えかかったのですが、「ハンドルで
廻す軸は抜けますよ。」 という事だったので、力業で抜いて
軸と軸に切られた螺旋を点検、螺旋のバリ取りとポジションを
適正に保つ悪魔的な?手法を発見して解決しました。

似たような不具合がある方、ご一報下さい、解決法をお教えします。

なんで書かないかはお察し下さい。 文章だけでは説明が長くなって
しまいます。写真で説明したいのですが、組み立て中は問題解決に
必死で写真なんか思い出しもしませんでした。

組み終わって写真を撮っておけば良かったとは思いましたが、もう一度
バラすのはごめんです。 そんな気力は残っていませんでした。

感想

1. 昇降部分の不具合から言って、各部の精度は期待出来そうもない。
2. ベルトのテンションの調節装置がチャチ。
3. ドリルの彫り込み深さ設定装置がイイカゲン。 設定ネジを締めると
  自動的に上に戻らなくなる。(この部分をばらしてみる勇気は今のところ
  無い)
4. ベルトとプーリーの蓋を止めるボルトが短すぎて使い物にならない。
5. 最後にスプリングワッシャー4個が残った。 台座にポールを止める
  ボルトに使うとしか思えないが、こんな所にスプリングワッシャーを
  使うか?
6. 取説が簡略すぎる(日本語版)上に、イイカゲン。
7. 最後に、ドリルを咥えるチャックの、回転軸への取り付けは、
  「テーブルにプラスチックハンマーを置いて圧入する」とあるが、
  そんなこと出来ないでしょ? あのヤワなハンドルが曲がってしまう
  じゃないの。テーブルを脇にどかせて当て木をしてから木槌で
  叩き込んだけど、みんなどうやったんだろう???

そういえば、tosimさんのは奥側に倒れてると言われてたけど、
この辺りに原因があるのでは? でも、そうするとドリルの刃先が
揺らぐからすぐわかりますよね。

当然鉄工所が使ってるようなクラスのボール盤とは違うんだろう
けど、何かいい加減な機械です、素人用の木工機械って。

先週末は木工もしたけど、そっちは費やした時間の割に見所
が少ないので明日に廻します。

道具箱 | permalink | comments(7) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

酒の肴

 このお話は2003年頃、実際に起こった事件です。

酒の肴にどうぞ。戯作風哀しくも滑稽な男のおはなしです。

 

267時半、バンコク国際空港(ドムアンです)バッゲージチェック場前。
さいふが無い事に
気づいた男がいましたとさ。

   
ポケットも、かばんの中も、捜したけれどバーツも円も

びた一文見つからないのはあったりまえで、キャッシュは全て
財布の中。小銭は枕銭にとホテルのベッドサイド。

さてはリムジンのリアシート!! 気を取り直して降りた

ところへ引き返してみても哀れリムジンは見当たらず。

途方にくれた哀れな男にやくざな白タクが寄ってきて、

「旦那、バンコクなら安くしときまっせ」

「馬鹿野郎!あっちへ行かんかい。」

 

思案すること二分間。誰かに電話代を恵んでもらってホテルに

電話するか?俺の英語で通じるわけないわなあ。

それとも諦めて、日本人を見つけて500BT借りて帰ろうか。

いやいや、その間にカードを使いまくられたらどうする。

関空まで帰ってもまたもや文無しじゃないか。

(取引先駐在)に電話するか。あかんわ!携帯の番号がかわっとる。


えーい肝心なときになんちゅう奴ちゃ。

とにかく、飛行機に乗るのは諦めてホテルへ帰らなしゃーない。

ホテルへ帰れば文無しでも何とかなるじゃろ、常連なんじゃから。

 

「おーいさっきの運ちゃん。今文無しじゃけど、ホテル帰って

もし財布が見つかったら金ぎょうさんやるけど行くかい?」

雲助しばし思案の風情。

「ようがす。いっちょうやっつけまひょ。」

「言うとくけど、ほんまに文無しよ。財布が出てこなんだら

金払えんわよ」

「わかっとりま」

「レッツゴー!いそいでやって頂戴」

 

「旦那!なんぼくれます?」「400でどうじゃ」「400は安い。

1.2.3.4.5.600欲しい」

欲のないやっちゃ。1000でも払うのに。「600 OK。すっとばせ」

「旦那、高速乗るか?」「あったりまえじゃ!すぐ乗らんかい」
「ほんならもう70

100付けたるからとにかく急げ!!!!」


8
5分前、Pan-Pacific グランドフロアー配車係カウンター前。

「さっきリムジンで空港行ってリアシートに財布?財布て英語

で何じゃった?財布、財布????

えーいマネーホルダー忘れた。何とかしてくれ。なに?名前?

ルームナンバー?2615久保岡じゃ」

「お願い。頼むから急いで。日本人スタッフおらんのかいな?

今朝はまだきてない?えーい役立たず。」

 


なに?あった?帰ってくる途中?20分かかる?もうちょっと

早うならんのかなー。」

黒服登場。
「お客さん何時の飛行機?910分?OK 何とかして見せましょう。

ちょっと無線かせ。 あんなー、時間無いから高速乗って

すっとばして帰って。8分あったら帰れるな。」

「お客さん。大丈夫。ノープロブレム。マイペンライ。
絶対間に合わせてみせるから、
まあ座って一服つけなはれ。
おーい、お客さんにコーヒー
差し上げて。

 

84分 リムジン1台車寄せへ。一同こぞって走り出る。

黒服「まぎらわしいことすな。ガードマンに他の車を入れるなって

言いにいけ」

 

86

「ありがと。助かった。ベリーベリーサンキュ。これ日本円じゃけど

お礼の気持ち。フロントで両替して皆でわけて頂戴」

「おい運ちゃん行こうか。」「へいがってん」

 

「あんなー、8時半までに空港ついたら往復1400にもう200追加

したるけど」

「いただき。楽勝!!」

 

825分空港目前。

「これこれ車屋、おぬしも果報ものよのー。3日分の稼ぎには

なったじゃろ。」

「なにをおっしゃいます。旦那こそ果報ものですがな。

 6日分ですわ。1600有難うごぜいますだ」

 
てなわけで、小職、無事日本に帰りましたので皆様ご安心を。

帰国後BKKの知り合い達に出したメールの写しです。
どうです、酒の肴になりましたか?
それにしてもネタ切れだなあ・・・・。

雑記帳 | permalink | comments(4) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

秘密基地の怪談--2

 裏庭の盛り上がりは、大家さんの身内の方が、健康の
為に家庭菜園でも作ろうかということで掘り返し、途中で
断念した名残でした。
得てして怪談ばなしというものはこの手の落ちが付きもの
で御座いますので、笑ってお許し下さい。

その後娘たちを大量動員して草刈りをしたり、カチカチに
なっていた土を掘り返して石ころを取り除いて菜園ができる
ようにしましたが(大半は隣のリタイアしたオヤジ=専属庭師の
仕事です)、変な物は出てきませんでした。

ただ、表面から30センチ程の位置に焼けこげた層、その下に
粘土層が出てきました。 焼け焦げた層は先の大戦(古っ)の
空襲の跡、粘土層はそれ以前田んぼだったことを証拠立てて
います。
僅か30センチ下に空襲の跡とは・・・・・。人の営みの何と緩慢な
事で御座いましょう。奈良には及びませぬが。

工房の移転が済んで暫くして、入り口近くの6畳の洋間だけでは
何とも手狭で、探していた田舎の一軒家も見つかる可能性が
無くなったので、奥の八畳の和室も作業場にすることにしました。


はい、いつも登場するこの部屋です。 畳をはがして床板の上に角材を噛まし、
その上にコンパネを貼っただけです。

私の場合、作業をした後は使った道具類は定位置に戻してから
帰宅します。 翌日続きの作業をすることがわかっていても、
道具を片付けずに帰宅する事はありません。
几帳面でそうするのではなく、次に使うときに道具を探し回る時間が
もったいないからです。 大概の道具類は定位置が決めてあります。

ある日工房に行くと、何処か違和感があるのです。壁にもコンパネを
貼って、そこに手道具を並べて掛けてあります。 鉋が六丁程並んで
いるのですが、実は順番が決まっています。その順序が狂って
いるのです。
下の方に手鋸が並べてあるのですが、それも順番が違っています。
写真の下の方に見えていますね。

最初は自分がいい加減に戻したのかもしれないと思いましたが、
特に意識しなくても順番通り並ぶ筈なのにおかしいなあ、ぐらいの
感覚です。

その次の週末、又しても順番が狂っていました。 今度は片付けた
後、確認しておいたので間違いないはずです。 それでも間違える
程ボケてはいません。

内側から鍵を掛けていた機械室の硝子戸の鍵が掛かっていません。
あちこち点検してみましたが、なくなっている物は無いようです。
そもそも裏庭に侵入するには、両隣のどちらかの庭を通らなければ
進入路がありません。

木工趣味の工房に金目の物などあろう筈もありません。
門外漢にはなんの価値もないガラクタの集積に過ぎません。
機械室の大型機械を取られると、ちょっと惜しいですが、あんな
重いものを持って行ける筈もありませんので、安心していました。

それでも他人様の家ですし、向かいは中学校。好奇心旺盛な
年頃の男子生徒・女子生徒がゴチャマンといます。入り込まれて
いけないお遊びでもされて評判になったりすると、追い出される
可能性があるので、それなりに戸締まりはしてあります。

それから二ヶ月ほどの間に何度か同じような事が起きました。
気味が悪くなって、普段は上がったことがない二階にも上がって
みましたが、誰かが侵入した形跡はありません。

鍵は前の住人が使っていた物をコピーして使っています。
考えられるのは、この家の鍵を持っている人間?
でも、家賃を踏み倒して夜逃げした人間が、なんの用があって
入ってくるんだろう?

玄関の扉の内側に 「無断侵入者に警告! 見張ってるぞ。
見付けたら即刻警察に通報!」 という紙を貼っておきました。
その後道具類が違う場所に並ぶことは無くなりました。

                           続く
作品 | permalink | comments(6) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

停滞

 

大きい方の飾り棚の脚の加工に入りました。 今回はホゾ穴加工を先に
しましたよ。(あたりまえですけど)

先ずはバンドソーで墨線外側をカット。 前回の小さい方の脚で慣れて
いるので、迅速かつ比較的綺麗にカットできました。
墨線から外れるのを怖れて、送材スピードを変えると挽肌が汚くなる
ようです。

前回通り反り鉋で墨線まで削ります。 右上に南京ガンナが見えて
いますが、これは使い物になりません。 相手が(脚)大きすぎて
非効率すぎます。



注文しておいたサンダーが届いていました。想像していたより大きいです。
それに、重い! 早速廻してみましたが、音・振動とも合格です。
音は殆どしませんし、振動もありません。
定盤は安物の油でベトベトでしたが、桐油を垂らしてウエスで拭き取りました。
灯油でやると臭いがきつい上に、なかなか拭き取れませんが、この
方法は臭いもないし、簡単に綺麗になります。
別に桐油である必要も無いんですが。

最初の頃買った安物のサンダーは騒音が凄い上に、振動もあり、
なかなか使う気になりません。
それに、細かい粉塵が飛び散るので、この系統の機械は買うつもりが
無かったのですが、今後曲線のデザインが増えると思うので
思い切って買っちゃいました。

そう、脚のカーブの最終仕上げに使うんです。鉋だけでは大きな曲線
を綺麗に仕上げるのは無理だと悟った訳です。

右側の台は一応組んでみましたが、多分使わないと思います。
2X材で横長のテーブルを組んで、そのテーブル天板と機械の定番が
面一になるように仕込んでみます、そのうち。



脚以外の構造部分のホゾを切りました。 組んである下の長い部材は、
天板が乗る部分で、2本立っている部材の内側に引き出し3枚、左右に
開き扉が付きます。

扉を左右2枚にした理由? 良く聞いてくださいました。
右か左かの議論が再燃するのを怖れての事です。
(同じネタの使い回しご容赦)

でもって、天板の見付け側のカーブに、引き出しや扉、桟などの全ての
パーツが同じカーブを描くよう仕上げます。いえ、仕上げるつもりです、
いまのところ・・・・。



ちょっと解りにくい写真ですが、こんな感じのカーブになってます。

構想だけは固まっていて、作業もその方向で進行中なのですが、
本当に構想通り仕上がるかどうか不安でしょうがありません。

構造部分を一度仮組してからカーブの墨付けをし、部材ごとに
大まかな曲面加工をしようと思ってますが、最後の微調整が
不安です。

上手く仕上がる方に賭ける人いませんか?

今回はここまで。 土日の自由になる時間の大半を、
テーブルソーのVベルトの交換に費やしてしまったのです。

狭い空間に手を入れて、外すのも装着するのも極端に労力を
使う作業です。 ケッタクソ悪くて写真なんか撮る気になりま
せんでした。

結果ですか?聞かないでください。 中国産のベルトの方が
良かったんです。 *星製のに換えたら音が大きくなっちゃい
ました。 元の「純正品」に戻す気力はありません。
ベルトを買った店に診断と修理を依頼しました。


作品 | permalink | comments(9) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

秘密基地の怪談--その1

 この冬のさなかに怪談でもあるまいにとのご批判も
あろうかとは存じ上げますが、そこはそれ、話の勢い
ということも御座いますので、お付き合いください。

大方のお客様には既にご案内のとおり、私の工房は
昭和40年代前半に建てられたとおぼしき、木造モルタル
の安普請の2階建て住宅なので御座います。

私が借り受ける前に、ちょっとした因縁話があって、その話と
いうのが少しだけ気味の悪い趣が御座います。

この家は、持ち主が他人に賃貸していた家で、私が借り受ける
事になった時は、前の店子が大家の知らぬ間に勝手に退去
していました。当然数か月分の家賃未納のままです。
以前にも2年分近い滞納があり、その滞納分を一括支払い
した後、更に数か月分を滞納したまま姿を消したらしいのです。

最初にびっくりしたのは、家のあちこちのガラスが割れていた
事です。 厚4mmのワイアー入りのガラスが、自然に割れるとは
考えられません。明らかに故意に割ったんだとわかります。

引っ越しの後、隣家の老婆が偵察にやってきましたが、
こっちもちゃっかり逆取材。前の住人についての情報を収集
してみました。

1. 夫婦と中学生の娘の3人で住んでいた。
2. 亭主の職業は個人で塗装業を営んでいた。
3. 亭主の仕事があまりなく、肺も悪くて入退院していた。
4. 嫁さんが飲み屋に勤めていたが、いつの間にか家に
   帰って来なくなった。
5. そのうち娘の方も見掛けなくなり、最後には本人も
   居なくなっていた。
6. 随分娘さんに良くしてあげたのに、挨拶もなかった。
  (そこまで他人の俺にしゃべらんでも良かろうに)
  
建物の裏側に小さな庭があるんですが、草ぼうぼうで全く
手入れした気配が無く、ジョロウグモを始め小さな虫たちの
住み家になっています。

真ん中に何かこんもりとした盛り上がりがあるような・・・・。
その部分の草は他に比べて一段と勢いが良いような・・・・・。

この裏庭の草は掃除しないと駄目なのは解っているのですが、
何やら近づくのが怖いような・・・・・。

                                 つづく

雑記帳 | permalink | comments(2) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

あれもこれも!!

 今週の作業--1



押し入れ整理棚1号の引き違い戸2枚を組みます。 框材にホゾを切って、
鏡板を嵌め込む溝を掘ります。 今回は止め溝の為、テーブルソーの
溝切り刃は使えません。 イイカゲントリマーテーブルで溝掘りをしました。

先に胴付部分だけカットしておいて、そのカットラインを止め位置の見当に
使います。

小型のトリマーでさえ、テーブルでの加工は手持ちに比べて格段に
安心感があります。 あまり舐めて掛かるのも危険ですが・・・・。

ルーター用のテーブルを早く作ろうと思っていますが、テーブルソーの
右ウイングに組み込む案が急浮上(Pongooさんみたいなやつ)。
はやりのリフターを買おうかなあ。



はい組み上がりました。 段取り八分とは良く言ったもんです。
ホゾを切り始めてここまではあっという間でした。

今週の作業--その2



DVD用の飾り棚の引き出し2枚分の側板・先板を切り出しました。

今のところ引き出しの材は13mm厚の桐集成材と決めています。
加工のしやすさ、狂いにくさ(そう思ってるだけかも?)、入手の容易さ
(近所のHCで売っています)でこいつに決めている訳です。
厚みが決まっているので、後の作業に迷いが出ません。
前板は当然メイプルですが、まだ厚みが決まっていません。

今週の作業--その3



同じDVD飾り棚の第2甲板の板矧ぎです。
今回初めて「タイトボンド-3」を使ってみました。
1年近く前、青森から嫁に来て整理棚2号の上に放置されたままでした。
白ボンドより粘性が高い気がします。



3本ある横桟の一番上に乗ります。 脚上端から桟までは21mm。
甲板の厚みは17mmにしました。
最初の計画では21mm丁度の予定でしたが、甲板2枚の厚みが同じだと
ちょっと野暮ったくなりそうなので、急遽変更(こればっかし)です。



板矧ぎのボンドが乾いた状態です。 かなり濃い目の茶褐色になります。
ノミで落としてみましたが、白ボンドの様な弾力はありません。
直接鉋を掛ける勇気はありません。 こういう時のために、刃先がどうなっても
惜しくないHCのノミも捨てずに取ってあるのです。

今週の作業--その4

気になっていたテーブルソーの調整をしてみました。
先週行橋の2人が工房に来られたとき、tosimさんが「誘導モータのテーブル
ソーでこの音はおかしい。 回転軸のベアリングがいかれてるんじゃないの?」
と仰いました。

運転中に何やらゴトゴト音がするし、スイッチを切った直後にゴトンと大きな
音がしてたんです。 「最初からこんな音がしてたかなあ」とは思っていましたが、
言われてみると気になって仕方がありません。
工房の主戦投手だけに心配がつのります。 

そこで、

1. ベルトは中国製のいい加減な奴なので、とりあえず国産メーカーの物に
  換えてみる。

2. ベルトテンションが甘いようなので、もう少しテンションを掛けてみる。

3. それでも駄目ならプロの修理屋の診断を仰ぐ

と決めました。 徳島の巨匠が機械系のプロなので、その人が来るまで待つ
という手もあるんですが、待ってられない気分なんです。

秘密基地から数十メートルのところに「***工具」という老舗の工具屋
さんがあって、国内ベルトメーカーの代理店をやってることは知っていました。

「え?このベルト、買ったときから付いてた物ですか?今時こんなベルト
を使ってる機械があるんですねえ。」と変な感心をされちゃいました。

聞いてみると、工具だけじゃなくて刃物類も扱ってるとのこと。「兼房や木村は?」
「あ、いつでも取り寄せますよ。 国内メーカーなら大抵の物が揃います。」
とのこと。 苦労するんじゃなかったよ。

この工具屋さん、私が子供の時からあって、学生時代(高校〜大学)アルバイト
で氷の配達をしていました。 その頃幾つか年上の綺麗なお姉さんが
居たんですが、その人が事務所に座っていました。相応に年取ってしまって。
当たり前ですけどね。
向うは気づいてなかったみたいだけど・・・・。

結局同じサイズの在庫はなくて、取り寄せてもらう事にしましたが、取りあえず
テーブルソーが使いたかったのでベルトテンションだけ上げてみました。
結果は良好。運転中の音はかなり小さくなりました。(消えた訳ではない)
スイッチを切ったときの音はしなくなりました。
回転数が落ちていく途中で、ベルトが空転する音だったようです。
今週末のベルト交換が楽しみになって来ました。

え?写真ですか? ベルトを外すためにモーターの締め付けボルトを
緩めたり、もう一度プーリーにベルトをセットし直してテンションを掛けた
ままナットを締め付けたり、想像以上の重労働で、写真なんか撮る気に
なりませんでした。
来週はコツが掴めてるので、何とか作業途中の写真を撮ります。

あっちをちょこちょこ、こっちもちょこちょこ、落ち着きがないったらありゃしない。
一つづつ順番に片付けられないの?とお叱りの声が聞こえて来そうです。
仕方ないんです、生まれついての性分なんです。
作品 | permalink | comments(7) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |

遠路はるばる

 正月明けの先週末、皆さんご存じの「tosim 」松本さんと、
「のほほん」 池田さんが恒例の工房訪問ツアーをされました。
二人は北九州は行橋の住人なので、土曜日の朝早くに自宅を
出て、佐賀関からフェリーで佐多岬の突端にたどり着き、
大須の工房=N-style さんのところに寄ってから、夕方徳島
入りでした。

阿波徳島の巨匠「まなさん」の工房訪問のため、徳島泊という
事だったので、ミーハーな私も夕方徳島で合流しました。
単に3人と飲むだけが目的です。


左から時計回りに、まなさん・のほほんさん・tosimさんです。
私?写してるんだから当然カメラのこっち側。
美味しいお魚と阿波地鶏中心の料理でお酒も木工談義も絶好調です。

この後食べた(別の店)ラーメンが独特の味で凄く美味しかったです。



私の工房で撮影。 お二人は午前中まなさんの工房に寄ってから福山に来た
ので、既に夕刻です。
あれやらこれやら話し込んでしまい、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

福山滞在は3時間。夕方6時過ぎに帰って行きました。
私の工房を見に来ていただいた木工人は2人が最初です。
これからも楽しくお付き合い出来れば、と思っています。


雑記帳 | permalink | comments(10) | trackbacks(0) | | ログピに投稿する |