OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
停滞その2

7~8年前、名古屋の木工展に行った時、一目惚れして購入した

CK椅子ですが、ちょっとした不具合が見つかりました。

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左前脚上部に微かな亀裂が見えます。

 

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座ると亀裂が開き、

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サイドがこれこのように・・・・・。

多分最初はごく微かな亀裂だったものが、座るたびに大きく

なってきたものと思われます。

放置しておくと、遠からず使用不能になるので、急遽補修を

試みます。

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座った状態で亀裂を開かせておいて、低粘度型の瞬間接着剤を流し込み、

接着剤が固まるまでクランプで締め付けておいたあと、3mmと6mmの

ドリル穴を開けて接着剤を付けた丸棒を挿入して一件落着。

あとははみだした接着剤やら丸棒やらを綺麗にしてオイルを塗って

完成です。

ね、木工趣味のオヤジが居ると便利な事が多いでしょ。

感謝してよね。

 

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続いてはこちら。

夏も近づいてきて、海釣りのシーズン到来です。

ゴムボートは、人間が座るために両サイドの空気室に板を渡して

座るようになってるんですが、船内での動きが制約されて

何かと不自由なんです。特に2人で乗り込むとかなり窮屈です。

そこで、後方の板は撤去して、こいつに座ることにしました。

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引き出しの中はこうなってます。

道具箱兼用にして、狭い船内を少しでも広く使おうって算段です。

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体重が掛かって引き出しが開かなくなる恐れ(ほぼ確実にそうなる)が

あるので、座面は脚部4点だけで支えています。

 

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サイドと後方はこうなってます。良く言えばスケルトン。

普通に言えば手抜きです。

肩掛けの紐は、不要になる道具箱からちょん切って代用。

よっしゃ、これで準備完了。釣りシーズン開幕じゃ。

 

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停滞の原因を作った本棚の引き出しも、気を取り直して加工開始。

 

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引き出しを組んで、はめ込みの微調整まで完了。

まだ天板が出来ていませんが、もうすぐ完成です。

本棚の下部構造として使うのではなく、天板を付けて単なる

チェストとして使うようにします。

引き出しに何を入れるかは、買った人の自由です。

入る物を入れてくださいな。

 

余りにシンプルなので、引手だけちょっと芸をしました。

チェリーで紫檀をサンドイッチしてあげました。

 

来週から本棚の製作に掛かりまっす!!

【2017.06.10 Saturday 09:17】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
停滞

先日のおバカな失敗のあと、停滞しています。

と言っても、何もしていないということではなく、木取りからやり直して

いるので、用材のシーズニング中で、本箱の作り直しは10日ほど

手が出せない状態なのです。

その間に溜まっている雑用を片付けています。

 

先ずはこれ。

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ケヤキのローテーブルが完成。

脚部はメイプルです。 送ってくれた写真を見ると、前には無かった敷物が

あるじゃないですか。なかなか趣味良くなったねえ。

 

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ボッシュのルーターが壊れた話は前にUPしましたが、結局こいつを新調しました。

ボッシュのは、やはりスイッチの故障でした。

応急処置で使えるようにしてくれたんですが、やはり純正部品を取り寄せた方が良かろう

ということで、電気屋に預けてあります。1か月ぐらい掛かるというこてですが、

直ってきたらルーターテーブル専用にしようと思います。

ボッシュに比べて音が静かで、振動も少なく、使いやすい印象です。

 

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で、2週間ぶりにK君がやってきて作業再開。

ルーター作業は45分ぐらいで完了。その後鉋掛けをしてもらいました。

と言っても、木目の交錯した部分などのポイントはついつい手を出して

しまいます。

本当は最後まで自分でやらせる方が良いのは百も承知なんですが・・・・。

 

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完成させておいた脚部を連結して帰っていきましたが、

予想どおりの事が起きていました。

2週間放置していたせいで甲板に微妙な狂いが出ており、脚を取り付けると

僅かですがガタつきが出ます。

しかし、一から修正しても使っているうちに狂ってくるのは避けられない

でしょうから、今は何度削り直しても無駄でしょう。

そのうち大きく狂ってくるようなら、その時点で削り直しましょう。

この厚み(今65mm)だと反り止めの蟻桟は無意味でしょうね。

だから1枚板は嫌いなんだよね。

 

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塗装は自分でやるように言いましたが、まさか炎天下でやるとは

思いませんでした。

思いついた事があったので電話をしたんですが、丁度塗装作業中で、

「いま庭で蜜蝋塗ってるんですが、太陽の熱で蜜蝋が良く溶けて塗りやすいですわ。

 なんか変な音がするんですけど、何ですかねえ?」

「え、直射日光が当たってるの?やめてくれ!!音は引付の駒と甲板が擦れてる

 、ってことは、甲板が動いてるって事じゃないか。

 すぐ部屋の中に入れろ。」

「はい、もう1時間ぐらいやってて、あとちょっとで終わるんで中に入れます。」

 

これだもんね。 ったく何をしてくれるんじゃい。

 

でもまあ、邪魔になってた奴が無くなったんで一安心です。

 

                         ジャカジャン。

【2017.05.31 Wednesday 06:37】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(4) | trackbacks(0) | -
致命傷!嗚呼・・・・・・・。

今作っているのは、先日納品した電話台の隣に置く本箱。

幅750、高さ1600ぐらいのサイズですが、上下2段に分割して製作しますが、

下半分が大詰めに差し掛かっています。

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両方の妻手側には厚13mmの鏡板を入れるんですが、溝切が終了した瞬間に

ミスに気づきました。

上下の桟は脚から2mm控えた位置に配置してあるんですが、桟の溝を切った

設定のままで、脚側の溝を掘ってしまったんです。

こういうミスは過去にもあったので、慌てることはありません。

すぐにサルベージ。

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こうやって一度溝を埋めてから、正しい位置に溝を切り直します。

埋めた木片は2mm分だけ残るんですが、脚を取った材の端材が残してあるので、

それと知らなければまず気づかれることはありません。

30分程時間をロスしましたが、この程度の誤魔化し、あ、じゃなかった、

修正は随分うまくなってきました。

全然動揺しないもんね。

 

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と、ルンルン気分で組み立てを完了しました。

で、次は組み上げたものを塗装しながら引き出し6杯を作っていくんですが、

引き出しの板を加工していて愕然としました。

 

下半分には2列3段に引き出しを配置し、文庫本を入れるように考えました。

写真は側板と文庫本ですですが、文庫本の短辺は105mm。

側板の上辺から5mm下がった位置に文庫本の背が来れば落ち着いて見えるでしょう。

だから、側板の幅は110mm。

 

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ほんでもって、前板は側板より2mm高く設定してあります。

 

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従って棚口の高さは112mm。綺麗に組み上がっているのが悲しい。

 

ということは、ということは・・・・・・・・。

 

そう、底板はどこに付くんだろう・・・・・・・・。

予定している底板は6mmのシナベニア。摺り桟から4mmの位置に溝を掘って

底板を配置するのが私の引き出しの標準仕様なんで、側板は120mmにしなきゃ

いけなかったんです。

ということは前板は122mmの高さが必要だったんです・。

ということは!!!!棚口の高さも122mm必要って事じゃないですか。

 

要するに、早い話が(ゆっくりでも同じことであるけれども)、この引き出しには

文庫本は入らないって事じゃないの。

じゃあ、何のために引き出しを作ったのよ。

施主様にも、「ここの引き出しには文庫本入れましょう。6杯もあるんでたくさん入りますよ。」

って言ってあるのに・・・・・・。

 

設計図を見直すと、設計段階から棚口高112mmになってます。

つまり、最初から間違えていたって事です。

 

昼飯も食わずに誤魔化す、じゃなかった、回復方法を考えましたが、どう考えてもダメです。

 

3時間考えて最初から作り直すことにしました。

幾つか回復法が無い事はないんですが、いずれも底板の保持強度に不安があるので

却下。10年持つかと言われたら項垂れそうな感じだったもんですから。

 

痛恨事です。丸々1週間の労力と、貴重な材料を浪費してしまいました。

 

北九州方面から緊急会議(飲み会ね)の招集が来てるんですが、そういう場合じゃ

無いような感じなんで、泣く泣く断りの返事をしました。

 

                          うな垂れて寝ましょうかねえ。

 

【2017.05.22 Monday 18:22】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
お魚まつりと、あれやこれや

電話台が完成したので、次は本棚に掛からなければいけないんですが、

ちょっと寄り道。

 

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5月3日は、毎年恒例の「お魚まつり」に行ってきました。

車で30分ほどの近所?の島で、漁協の漁師が開くんですが、

年々魚が取れなくなっていくの良くわかります。

5年ほど前は、タイ・ヒラメ・あこう・タコなどの高級魚が

うじゃうじゃいて、型もタイやヒラメは80センチ強、アコウで

50センチ強なんていうのが普通に沢山いたんですが、

今年は大型のはこの1匹だけ。ヒラメやアコウは小さいのも含めて

1匹もいませんでした。

この鯛は60センチ強、5.2キロです。このサイズは、実はそんなに

おいしくありません。鯛のおいしいサイズは30〜40センチぐらい、

2〜3キロぐらいです。

美味しくないと分かっているのに、なぜこいつを買ったかというと、

狙いは牙。人間でいうと前歯の部分に鋭い牙があるんですが、

それを蒔絵に使うんです。 

でも、帰ってから確認して愕然。牙は1本しか無くて、他は全て折れて

いました。要するに年を取りすぎて永年の酷使に耐えかねて折れたって

事ですね。

「鯛牙」は漆道具店で売っていて、1000円強のものですから、

これは全くの失敗でした。

頭だけ兜煮で食って、身の方は近所中に配っておしまい。

来年はお魚祭りには行かないでしょうね。

 

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これ何だか解りますか?

「リコーダー」っていう、まあ要するに縦笛のスタンドです。

演奏中に大小の音色の違う笛を取り換えながら使うので、こういう物が

要るんだそうです。

片手で運べるように取っ手を付けてあげました。

私が小学生の時には「スペリオパイプ」って言ってて、音楽の授業で

全員吹かされてましたが、これを依頼した人はそういう呼び方が

あるのを知りませんでした。

 

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ついでって訳じゃあないんでしょうがこういう物も頼まれちゃいました。

リコーダーの指掛けです。両面テープで本体の然るべき位置に付けて

使うんだそうです。

どうやって作るかが問題です。この大きさ(長い処で15mm、短い処は

9mmぐらい)で、指や本体に当たるところの局面を作るには工夫が

要りそうです。

果たしてできるんでしょうか?

 

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突然ですが、ケヤキの1枚板のテーブルに使う脚、でけたで〜〜〜。

 

連休の最終日にK君がやってきて、平面出しに取り掛かりましたが、

始めて15分ほどでルーターが動かなくなりました。

2人で分解してあれこれやってみましたが、お手上げでした。

私の場合、ルーターはあまり好きな工具じゃないので、なるべく

使わない様にしてるんですが、それでも他の工具ではできない工程も

あるので、全く必要ないって訳でもないんです。

曲線部の倣い加工なんかは、ルーター以外ではちょっと思いつきません。

 

出入りの機械屋に修理依頼しましたが、見積もりに2週間、

修理に2週間かかるそうなのでパス。

結局新しいのを買うことになりそうです。

やっぱ、国産じゃなきゃダメだわ。

 

                  物入りなGWでした。

【2017.05.10 Wednesday 08:16】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
電話台完成とアイドリング

電話台が完成しました。

と言っても4月25日の事ですから、もう1週間も前の事です。

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甲板の高さは少し高めの80センチ。甲板の3辺に「筆返し」を

付けてあげました。

引き出しの前板が周囲より少し薄い色なんですが、1~2か月で

馴染ん来ると思います。

この辺の色合わせは毎回頭が痛いですね。

 

引き出しの引手は思い切って小さくしました。

引き手だけがやけに目立つのはいただけませんものね。

 

左の縦位置の鏡板は嵌め殺しです。

 

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左サイドに扉が1枚。

 

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内部はこうなってます。

電話やPCのルーターが入ります。

配線穴は納品時に開けます。

 

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逆サイドはこうなってます。

 

続いて電話台の横に配置する本棚を作るんですが、ちょっと寄り道。

 

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1枚板の平面出しに使う治具です。

1枚板がすっぽ入る2X材の枠と、3mmのアルミのLアングルで作った

ルーターのレールで構成されてます。

 

そう、この間出てきたケヤキの板を削るための治具なんです。

切削自体はK君にやらせます。

 

仕方がないんで、脚部は私が作ります。

ええ、作りますとも!!

 

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左の8つがバターナイフ。材はチェリー。

右6本は「斧折れカンバ」ペーパーナイフ。

最初中央寄りの2本を作ったんですが、どうにも不細工なので

作り直したのが右の4本。

 

バンドソーで粗々の輪郭をカットしたら、あとは小鉋・南京鉋・切り出しナイフ

と、全て手作業なんで、これだけ作るのに1日半ほどかかります。

これは全くペイしないですね〜。

ま、家具を発注してくれた人におまけで進呈しましょうかねえ。

 

 

【2017.05.03 Wednesday 11:04】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
沖縄でヘタばるのこと

もう2週間も前の事ですが、恒例の沖縄ツアーに行ってきました。

いつも行く恩納村のゴルフ場に行ってびっくり。

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真新しい、バブリーなクラブハウスが出来てるじゃないですか。

聞けば4日前にオープンしたばかりとのこと。

以前のクラブハウスはかなり老朽化したもので、従業員の接客態度も

悪く、どちらかというと「あまり行きたくないコース」って感じでしたが、

見違えるような変貌ぶりです。

建物のついでに、従業員も新しいメンバーに若返り、接客態度も変わっていました。

多分経営陣も大幅に変わってると思います(推測ですがね)。

接客態度なんてものは、経営陣の日常の言動を反映したものにすぎないので、

そのように推測する次第です。

コースもあちこち改修されていました。

 

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本部の町からフェリーで30分の沖合に浮かぶ「伊江島」の姿。

20年以上前から一度は行こうと思っていましたが、今回決行。

写真は借用で、行った日は曇天・霧雨のどんよりした天気だったです。

中央部に小高い山(標高176m)がぽつんとあるだけで、あとは

マッ平らな、何の変哲もない島です。

この山、城山(グスクやま)っていうんですが、土地の人は

伊江島塔頭(タッチュウ)って呼んでます。

 

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標高100mプラスにある展望台兼土産物店のところまで車で

行けます。

残り70m弱は、岩肌に付けられた急傾斜の鎖付きの階段を

上って頂上に至ります。

 

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こんな感じです。

いや、登りましたよ。ここまで来て登らない訳ないじゃないですか。

写真みたいな好天じゃなく、小雨が強風で吹き付ける悪条件だったです

けど。

おまけに足元は島草履(ビーサンのことね)。

吹き付ける霧雨が寒く、強風に煽られながら急斜面を上るのはかなり

怖かったですよ。いや、下りの方が倍ぐらい怖かったです。

景色?見てません!!

高所恐怖症じゃなくても、下の景色を見る余裕は無かったです。

 

僅か70m弱ですが、翌日から腿が張ってつらかったです。完治まで

4日かかってしまいました。

 

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海岸沿いにある海食洞。縄文人が住んでいて、出迎えてくれたんじゃあ

ありません。いつもフルアテンドしてくれる琉球人の友人「アラカキ」

さんのむさくるしいお姿です。

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ナントカ(忘れた)っていう海岸の断崖。

地下水が湧き出していて、昔は断崖の下まで水汲みに行ってたらしいです。

 

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写真が寝ててすみません。何故か回転できませんので、ご容赦。

これは伊江島じゃなくって、本部の一角。

「備瀬」っていう、本部半島の先端にある「フクギ並木」で有名?な集落

の外れにある「ワルミ」(多分ワレメの現地語よね)っていう場所です。

普通の観光本には載っていない、ウルトラマイナーな場所のはずだったんですが、

ご覧のとうり。

会話は全て中国語。上海語と広東語が多く、北京官話は聞こえませんでした。

こんなところまで来てるんだねえ。

新婚と思しきカップルの、ね〜ちゃんの方が、場違いにヒラヒラの派手な

ワンピースで写真をとってもらってたのが、馬鹿馬鹿しくて面白かったです。

 

本土に帰ってから3日ほどは疲れで仕事(木工ね)になりませんでした。

 

       以上、遅ればせながら沖縄ツアーの報告でした。

 

 

【2017.04.29 Saturday 08:40】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
スツール完成

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スツール3脚が完成しました。

座幅40cmの一人掛け2脚と、座幅80cmの2人掛け1脚です。

脚部はウオルナット、座面はハードメイプルです。

座面の奥行きは27cmと浅めの設定にしました。

 

新しいデザインの物にしようと試作をしてみましたが、結局

今までのものに近い感じになってしまいました。

 

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来客が多いときの予備の食卓椅子なので、使わないとき、邪魔にならない様に

こういう風に置いてもらいます。

 

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妻手側の幕板を工夫して、座板が浮いているような取り付けにしました。

浮き分は1cmですが、座板の周囲を1cm分シェイプしてあるので

2cm浮いているように見えます。

こういうデザインは好き嫌いがあると思うんですが、OYA-G的には

必須のデザインですね。

いや、施主様がどうしても嫌なら引き下がりますがね・・・・。

 

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これは2人掛け用。 座板が撓む恐れがあるので、幕板中央部にも

座板を支える幕板を配置しました。

脚下部の桟の構造は、一人掛けと違う配置になってます。

強度的にはオーバースペック気味です。

試しに座って前後左右にゆすってみましたが、ビクともしません。

 

週明けから琉球方面に出張予定なので急ぎ完成させて納品しました。

 

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次はこんな感じのもの。

チェリーの電話台です。

 

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スツールの塗装に入った時点で部材加工に取り掛かって、7割がた

進んでいます。

これは出張から帰って完成させましょうね〜〜〜。

 

             じゃ、いってきま〜〜〜す。

 

 

【2017.04.08 Saturday 17:35】 author : OYA-G | - | comments(0) | trackbacks(0) | -
またやってしまった。グスン。

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え〜〜〜と、これは何かっていうと〜〜〜、

元奴隷兼弟子、今木楽亭の営業担当兼得意先(もうからんけど)のK君から

預かったケヤキの1枚板の平面出しをしているところです。

 

元々弊工房奥の和室にあった座卓なんですが、改装の時邪魔なので捨てようと

思っていたら、K君が欲しいっていうんで持ち帰らせておいたものです。

BEDを納品に行ったとき、脚を取り外され、変な形にカットされて庭の片隅に

放置されており、盛大にお椀反りした姿になっていました。

「この反り、どうやったら直りますかねえ?」って言うんで、

「直す方法はあるけど君には無理。道具は貸すし、やり方は教えるから

 暇なときに工房に来て自分でやんな。」

ってことで、持ち帰っておいたんですが、いつまでたっても音沙汰無しなんで、

嫌々始めたって訳です。

厚みは80mm位あって、反りを修正しても60mm弱には上がるだろうと見当をつけて、

先ずは乱暴に手持ちの電気カンナで横摺り・斜め摺り。

粗々平面が出たところで裏面の鉋掛けに掛かった処です。

 

裏面の平面出しが8割方終わったところで暫く時間を置きます。

というか、鉋掛けでへばってしまって、暫くこいつの顔は見たくありません。

 

材の動きが無いようなら裏面を仕上げて、表側をルーターで厚みを決めながら平面出し。

最後に表の仕上げ鉋を掛けて終了ですが、多分全部私がやることになるでしょう。

まんまとはめられた気がしなくもないです。

 

あ、今日の本題はこれ。

 

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杢のカエデの長皿。 表は拭き漆、裏は漆に錫を蒔きます。

このサイズが2枚と、少し短めが1枚で始めて、拭き漆14回目まで

進んで来ました。

「お〜〜、なかなかいい艶が出てきたなあ。あと10日ほどで

 裏に掛かれるなあ。」

と思いながら、ムロの水溜め用のバットにやかんで水を張っていました。

ふとした拍子にこいつを置いていた渡し板が動いて落ちそうになったので、

素早くキャッチし、落下はまぬかれたのですが、翌日こうなってました。

 

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中央部にこういう傷跡がクッキリ。多分やかんの口の部分が当たったんだと

思います。

修復不能!!ここまでの漆は全て剥がして、一からやり直しです。

完成まで事故無く進んだことが無いんだから。まったくもう〜〜〜〜〜。

は〜〜〜〜〜〜。

 

 

 

 

【2017.03.26 Sunday 21:57】 author : OYA-G | | comments(4) | trackbacks(0) | -
これはいけませぬ。

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新しいデザインのスツールの、1回目の試作品を組んでみました。

前後の脚が左右に45mmずらしてあります。

工房から中国山地に20キロ程入った、江戸時代に栄えた街(ということは、

今は寂れているってことね)にある家具メーカーで見つけたアイディアなんですが、

横方向のブレに強いってことで、いつかトレースしてみようと思ってたんです。

 

座板は幕板から20mm浮き上がった位置にあります。

 

頭の中に浮かんだ内容をそのまま形にしてみたんですが、どうにも不格好でいけません。

どこがどういう風にいけないのかもよくわかりませんが、座ってみようという気になりません。

 

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気になる部分を少しづつ修正しながら図面の書き換え。

 

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で、試作品2号が完成。 座面の浮き上がりを20mmから10mmに、

30mm角だった脚は26X40mmに変えて外側をシェイプ。

長手方向を35mm伸ばして座面の幅一杯にしてみました。

 

大分お落ち着いてきましたが、今回の試作はここで休止します。

なぜかって?

美しくないです。

見た目の違和感や不安定な感じはあるんで、当初の目的には近づいているとは

思うんですが、それがどうしたって感じなんです。

 

要するに、初期のアイディアに囚われていて、身近な家具として使うレベルに

達していないです。

反省して出直します。

 

従って、受注分のスツール(一人掛け2脚+2人掛け1脚)は今まで通りの

シンプルなものにします。

4日ほど時間を無駄にしましたが、これは仕方ないでしょう。

 

 

【2017.03.26 Sunday 21:22】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
ガラス修正器昇天するのこと

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8年ほど使い倒した「ガラス修正器」の切れが極端に落ちてきました。

焼結ダイヤモンド砥石で、砥石の修正専用なので独特のパターンの溝が切って

あります。

シャプトンってメーカーのもので、購入価格は1万6千円だったと記憶しています。

こいつを入手してから砥石の修正が格段に速くなって、重宝していました。

それまではHCで売っている安物のダイヤモンド砥石を使っていましたが、

1/3以下の時間で平面が出せるようになったんです。

砥石の平面修正で時間が掛かると、研ぎに回せる時間が減るのでストレスが溜まり、

研ぎの作業が億劫になったりしますので、随分助けられました。

 

ここ半年ほど砥石の修正に時間が掛かるようになっていました。

私的にはそこそこ高価な物なので、我慢していましたが、思い切って買い替えようと

思いましたが、シャプトンの「ガラス砥石シリーズ」が販売中止になっており、

同じメーカーの新作の修正器は5万前後もする値段で売られています。

 

しがない年金生活者にはこの値段は出せません。

こういう時には「曼荼羅屋」に相談するに限ります。

 

「シャプトンのガラス砥石シリーズの修正器を8年使ってきたが、切れ止んだ。

 <空母>って奴があるらしいが、高すぎて手が出せん。何とかしてくれ。」

「<空母>はお勧めいたしかねます。高いからって長持ちするって訳じゃあないんです。

 ここは<なおる>で行きましょう。 電着ダイヤモンドじゃなく、研磨剤を使う鋳物

 で、平面の減りも予想外に少ないです。価格もお手軽です。」

ということで、「なおる」君が送られてきました。

 

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いかつい溝で幅広。荒目と中目の研磨剤に、曼荼羅屋が付けてくれた仕上げ砥石用の

極細目の研磨剤がセットです。

 

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ついでに砥石も#1000・2000・3000を1丁づつ。

これでドレッサーで頂いたお代が佐世保方面に移動してしまいましたが、

それはまあ、致し方のない事です。

赤ちゃんのミルク代を出さなきゃあいけない身分でもないので、笑って

やり過ごせます。

 

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使用後30分の状態です。全体に錆が浮いてます。

#1000〜#3000の砥石は「中目」の研磨剤で、砥石を下に置いて、修正器を

手に持って擦りますが(私の場合はってことよ)、修正器が重いのがちょっとした

難点ですかね。但し、擦り合わせの時間は極端に短いので我慢できる範囲内です。

 

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この写真じゃあ解らないけれども、全体に研磨剤の細かい傷が出来てしまいます。

写真に写っている黒い擦り跡も残ってしまいます。

曼荼羅屋の親爺は極細目のパウダーで仕上げろっていうんですが、この傷を消すには

駄目になりかかっている「ガラス修正器」の方が早いです。

死に掛かっていた道具が新しいミッションで甦るのは、何とも気分の良いものです。

 

取りあえず問題解決です。

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引き続き前回のスライド丸鋸の集塵BOXの結果報告です。

こういう風にセットします。

BOX内には幾分の屑が残り、時々掃除する必要があるので、テーブル甲板への

固定はL字型の部材を蝶型ボルトで固定し、簡単に取り外せるようにしました。

スライド丸鋸自体のメンテにも、簡単に着脱できることは必須条件です。

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今まではこの部分に「なんちゃってサイクロン」を繋いで使っていましたが、集塵率は

半分以下って感じでした。

周辺に切り屑が散乱して、どうかすると日に何度も周りを掃除していました。

多分ですが、舞い上がった屑を大分吸い込んでいたと思います。

排水パイプはBOXの向こう側の集塵ダクトに差し込んであるだけです。

 

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試運転の結果です。20センチ幅の材を30カットした状態。

フェンスの手前には多少屑がありますが、フェンス奥側は殆ど屑がありません。

 

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逆サイドも同様です。

感覚的には95%以上の集塵率だと感じています。

 

予想以上の集塵効果で、びっくりしました。

BOXがあると、気分的にはあまりすっきりしないんですが、この結果なら

文句はありません。

気分の方はそのうち慣れてくるでしょう。

 

 

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今日から変形スツールの試作に入りました。 脚部はこんな感じ。

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妻手側の桟は脚と、相手側の幕板につながっています。

妻手幕板を脚上部に20mmかさ上げし、側に座板が乗ります。

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正面から見るとこんな感じです。

細部の意匠的な加工は明日かな。 大体想定通りの仕上がりには近づいて

いると思います。

狙っているのは、左右にずれた脚部の違和感と、浮いたように感じる座面の

不安定な感覚です。好き嫌いはあるでしょうけどね。

ワタクシとしては、四角四面の物ばかりは作りたくないし、かといって曲線だらけ

だったり、絵画的装飾には全く興味が無いので、こういう不安定な外観の物も

作ってみたかったんです。

 

【2017.03.15 Wednesday 17:08】 author : OYA-G | 刃物と研ぎ | comments(2) | trackbacks(0) | -
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