苦節8か月、ようやく基本の六つ目編みの花籠が出来た様です。
編み方を覚えながら都合12個目でようやく合格点に到達です。
「粗製乱造は駄目。」
「私の言ったとおりに、素直にやらなければ上達しません。」
って言うだけで、どこがどう悪くて、どうやって直せばいいのかについては
全く触れないのです。
自分でも、どことなく締まった感じがしないのはわかっていました。
先日ようやくどこが悪いのかについてご教示頂きました。
矢印の部分、底を編み終わって1本目の廻しひごを、上から見たところ
ですが、この部分が外向きに開いています。
1本目の廻しひごを入れながら、底から側面に向かって全体を起こして行く
んですが、廻しひごが起こした面にぴったり沿っていないと全体の形が
決まらないっていうんです。
「ちゃんと下腹に抑え込んで、左手でひごが緩まない様にするって
何度も言ったでしょ。」
あ、そら何度も聞きましたけどね、その時の力加減についちゃあ何にも
聞いとらんもんね。
廻しひごが緩んじゃダメって聞いてりゃあ、最初からそうしてましたよ。
ほらね、こうやりゃあ良いんでしょ。
今までのは全て解いて、割れたひごを没にして編み直しましたって
いうのが最初の写真です。
あとはこれに持ち手を付けて完成ですが、
それにしてもここまで7か月は長すぎます。
よく考えれば、その間にひごとの付き合い方が上手になってくるのを
待ってくれていたとも考えられるんですが、
まえにも愚痴ったように、教えるべきポイントがわかってないんじゃあ
ないだろうか?
こういう人と付き合ってると、持病の短気の虫が騒ぎ出しそうで怖いです。