OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
次!!!

ひと段落したので作業台の上を片付けました。

DSCN0616.JPG

いつもこういう風だと良いんですがなかなか・・・・。

写真に靄が掛かっているのは、このところの低温でカメラのレンズに

湿気が付着しているんだと思います。

 

DSCN0614.JPG

 

次はこういう椅子を作ろうと思います。

まだ構想段階で、細部は自分でもわかっていませんが、接合部を曲線で

結ぶようなフォルムを想定しています。

「横浜家具」みたいなやつです。

ちょっとくつろぎたい時に座ってもらう椅子。

オットマンも付けた方が良いかもしれません。

DSCN0623.JPG

 

ちょっと気になっていたこども椅子の改良版の試作も。

原寸図ですが、前に破損した前脚部の改良方法を仲間が考えてくれていましたので

拝借。 座面に前脚のホゾを組み込むことにしました。

幕板は栗原師匠の指示で50mm幅、子根付きホゾとします。

DSCN0617.JPG

前から気になっていた座面。

一回り大きくしようと思います。

今までの座面では育ち盛りの幼児はすぐに座れなくなってしまう

という弱点がありました。

DSCN0619.JPG

 

型紙から6mmシナベニアの型板を製作。

DSCN0620.JPG

 

それを元に18mmランバーコアで加工用の型板を作ります。

製作時間はここまで30分ぐらいでしょうか。

DSCN0621.JPG

新旧の型板です。

もう少し長方形に近い形にすれば座の面積は容易に確保できるんですが、

「おむすびコロリンこども椅子」ってタイトルなので、この形は

譲れないんです。

 

こども椅子の試作、立礼卓の追加の丸椅子、筒香の試作、バービーちゃん

陳列棚の追加分のミニチェスト、玄関椅子等々の小物を同時進行で

やっつけながら、冒頭の椅子の構想を進めていきます。

 

                つかれるわあ〜〜〜〜。

 

 

【2018.02.09 Friday 22:04】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
立礼卓納品

1月は野暮用が多く、正月休みも入れて16日間も木工を休んで

しまいました。

制作中の「立礼卓」は最後の追い込みです。

DSCN0611.JPG

同好の皆さんが作られている「バンドソー用サークルカット治具」

です。

治具は19mmのシナベニアをバンドソーのテーブルに合わせてカット

し(別に合わせなくても良いけど)、裏側の右端と手前側に10mm角の

レールをくっつけてあります。

最初に右側のレールをテーブルに合わせて置いて、徐々に前方に繰り出していって

基準になるカットラインを入れます。手前側のレールがテーブルに接触したら

ストップ。

ストップした位置から直角(厳密である必要なし)な線を引き、希望の半径

の位置(今回の場合直径280mmなので140mm)に真鍮釘の頭を飛ばした

ピンを植えます。ピンの太さは1mmなので植え込みの穴も1mm。

ワーク側の中心点に打つ穴は1.5mmにしました。

1mmではピンを差し込む時手間取ってしまいます。

あ、ワーク側の穴は完成時裏になる方に開けてくださいね。

要らぬお世話かもしれませんが、この手のミスは心理的

ダメージが大きいですからね。

 

DSCN0613.JPG

で、ランバーコアの端材を使ってテストカット。

うまくいきました。

DSCN0612.JPG

本番もこの通り。

この後カット面に鉋(南京)掛けして凹凸を均し、表側にボーズ面

を取って椅子の座板が完成です。

 

治具は邪魔になるので即刻ゴミ箱行き。取っておいても良いんですが、簡単に

作れるし、取っておいてもいつ使うかわからないで邪魔になりますもの。

DSCN0615.JPG

出荷待ちです。

メインテーブルは組み立て式。脇卓は分解できません。

棚板の下にメインテーブルの楔を入れて置く小さな引き出しが

隠れています。

椅子は重ねて置けるようにしました。

DSCN0625.JPG

納品時の写真。

DSCN0624.JPG

逆側からもう1枚。

DSCN0626.JPG

お道具をセットしてもう1枚。

え?テーブルの端っこ?

あ、これはですねえ、カーリーメイプルを嵌めてあります。

主たる目的はデザイン又は無用の芸、

従たる目的はせめてもの反り止め。

余り効果は期待できないとの声多数ですけれども・・・。

 

納品時、組立て中に施主様が「あの〜、私間違えてたんですけど、椅子は

3脚要るんです。席主と脇侍、後見人(普通師匠が務めるそうです。

ま、監視役又は検査官みたいなもんでしょうね。)で3脚です。

追加料金は払いますから、作って貰えませんか?」

「解りました。(最初に言ってくれよな〜〜)」って事になりました。

ゴミはまだ処理してないので、治具はサルベージできます。

でも、手間は余分に掛かるなあ・・・と、客には言えませんがちょっと

ブルーな気分です。

ついでという訳ではないんでしょうが、「香筒」も受注しました。

手持ちのが市販の安物なので、ちゃんとしたのが欲しいんですと。

「出来たら黒柿が良いです。」だって。

香筒?線香を入れて置く20角280長ぐらいの小物です。

私の専攻は家具であって小物じゃないんだけど、まそのうち

作ってあげましょう。

黒柿、探さなきゃ・・・・・。

 

             以上、立礼卓納品報告でした。

【2018.02.04 Sunday 06:30】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
煎茶立礼卓

今年最初の仕事は「煎茶立礼卓」一式です。

お茶っていうのは基本的に畳敷きの部屋で正座してするのが

普通でしょうが、催事ものなど大人数の場合はテーブルと椅子による

供応をするらしいんです。

 

妹が永年煎茶をやっているんですが、膝関節を手術して正座が出来なくなったんで、

立礼卓を作るように命令されました。

調べてみたところ、馬鹿高い値段が付いています。

メインテーブルと脇机、丸座のスツール脚のセットで、安くて

35万強、裏千家(これは抹茶だけど)なんかは75万もします。

 

塗りで多いのは黒漆仕上げ、但し安い方は「漆風塗料」だと思います。

だって「本漆仕上げ]っていう奴が少し高い値段で売られていますもの。が

しかしまあ、こういう物はお師匠様が売るんでしょうが、30%ぐらいは

抜いてるんだろうね。

 

馬鹿高い裏千家の方はウレタン仕上げですと!!

 

例外なく板作りで、相欠きによる分解可能な構造になっています。

構造上かなりアバウトで、絶対に揺れ動くと思いました。

ほら、大工さんがよく使ってるべニアの簡易作業台みたいな奴ですよ。

板厚をどれだけ厚くしても、キッチリ動かない様にする事は出来ません。

 

漆の修行にもなるし、絶好のカモ(いや、お客様)が来たなあ、と思っていたら、

「お兄ちゃん、漆はいらん。なるべく安くして。材木も安物で良いし、ちょこちょこっと

作ってくれたらいい。安物で良い。」って言われてしまいました。

 

ちょっと挫折しましたが、まあ、これも修行の内です。

 

昨年末に荒木取りを済ませておいたので、年明けから取り掛かりました。

DSCN0597.JPG

で、これが一昨日の写真です。メインテーブルと脇机の脚部が組み上がっています。

脇机の方は分解できません。使わないときは花台にしてもらいます。

メインテーブルの方は長手桟3本を楔で連結するので、分解可能になってます。

楔での連結なら、組み上げた時ビクともしないのが自慢です。

DSCN0599.JPG

楔部分はまだ未完成ですが、この状態でがっちり効いています。傾斜角は11度。

あとは甲板と、簡単なスツールを作れば完成です。

塗装はお決まりの木固めエース+蜜蝋仕上げにします。

 

DSCN0605.JPG

この程度の物なら設計図は要りません。

こんなメモ程度で十分ですが、後日のために一応図面は残して置きます。

DSCN0606.JPG

後日のためっていうのは、これを見た妹のお茶仲間から爆発的な受注を

目論んでいるからです。

多分お魚さんが引っかかってくれるに違いありません。いや、そうなって

欲しいなあ・・・・なるよね、きっと。

 

だって、お師匠様から買う値段の半分だもんね。 漆(ボクチャンのは本格漆だもんね)塗り

でも、7掛けぐらいにはできるもんね。

だれかこの記事、読んでてくれないかなあ・・・。

小笠原に行ってきたいんだけどなあ・・・・・。

 

                          また今度ね。

【2018.01.12 Friday 21:31】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
謹賀新年!!

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 

さて、既に昨年の事となってしまいましたが、年の瀬も押し詰まる29日に

難航していたバービーちゃんの陳列用チェストを納品しました。

 

DSCN0576.JPG

納品前の記念撮影です。むこうの蛍光灯がまぶしいですね。

幾つか失敗を重ねながら、どうにか完成したって感じです。

DSCN0577.JPG

内部はこんな感じです。後背部は思いついて4mmのべニアに草色の

厚紙(0.5ぐらいかな)を貼り、その上から楮の皮を漉きこんだ美濃の

意匠和紙を張ってみました。

背板がウオルナットだと、何とも重い感じがするだろうと思って、

随分考えた結果ですが、意外にいけてるでしょ。

中に可動式の棚板が1枚仕込んであります。

DSCN0578.JPG

横から見るとこういう感じです。

今正面に見えているガラス(アクリルだけど)面は、本体に止めてあって

外せません。

DSCN0581.JPG

棚板と棚受けです。

今回の作品の基本的なコンセプトは、「ひい爺さんが片手間に作った

陳列棚」って勝手に決めてましたので、こういうややこしい事を

しなければいけなかったのです。

DSCN0580.JPG

後ろの縦框にこういう風に嵌まるんですが、ピンの角度と框に開けた

穴の角度がぴったり合っていないとこういう風に密着しません。

嘘だと思ったら自分でやってみてください。

DSCN0585.JPG

納品してバービーちゃんを並べてもらいました。

DSCN0587.JPG

棚にはキラキラ系の小物類。

DSCN0590.JPG

引き出しはこういう風にドレスを入れてもらいます。

でも、ドレスのお胸の部分が膨らんでるのは、どうやって作るんだろう。

恥ずかしいので聞けませんでした。

DSCN0588.JPG

しかしまあ、3人とも不細工な顔じゃなあ。

意地悪そうじゃし・・・。金持ちの娘の典型だよね。

 

30・31日は工房をかたずけて、刃物を研ぎ、機械のメンテをして

例年通りの年の瀬となりました。

 

2017年は漆と竹細工(これはブログネタ満載です。乞うご期待)

と麻雀がそれぞれ月に2日づつ、計6日間定期的に時間を奪ってくれたので、

木工の方は少しペースダウンしましたが、全体としては大層忙しい年になりました。

 

今年は手始めに「煎茶立礼卓一式」に掛かります。

今年も忙しい年であってほしいものです。

 

 

 

 

 

 

 

【2018.01.01 Monday 18:35】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
コーナーチェスト途中経過と子供椅子

いきなりで恐縮ですが、コーナーチェスト下部を仮組みしてみました。

DSCN0556.JPG

ちょっとアンバランスに見えますが、これで良いのであります。

DSCN0558.JPG

普段は本体を組み立ててから、塗装中(3~4日)に引き出しを組むんですが、

今回は先に引き出しを組み立ててありますので、仮に差し込んでみました。

複雑な引き出し用の桟の配置なので、加工誤差等があった時、引き出しの寸法で

調整するんですが、今回は引き出しにひと手間掛かりそうなので、エイヤで

作っちゃいました。

DSCN0550.JPG

前板の配置を見ているところですが、奥に見えているのが側板と先板です。

使ったのは6mmのシナベニア。何しろ華奢な引き出しなので、なるべく薄くし、

なおかつ一定の強度を確保するにはべニアの方が適していると思っての採用ですが、

思わぬ手間が掛かってしまいます。

 

DSCN0552.JPG

これは側板の下になる方。 2mm厚のチェリーの薄板が貼ってあります。

摺り桟に当たる部分なのでなるべくスムースな面が欲しいんですが、

べニアの木口・木端は積層材が露出してガサ付いていますので、こういう

事をしなければなりません。

DSCN0553.JPG

こっちは上側。機能的な問題はないんですが、引き出しを開けた時積層面が

見えるのはいただけませんものね。

ま、所謂お化粧ですね。市販の「シナ木口テープ」を貼ってあります。

 

このあと仮組をばらしてから仕上げの鉋掛け、サンディング、塗装と進みます。

DSCN0557.JPG

逆目傷の様子。 途中の鉋掛けでいたるところに出来ます。

ウオルナットの逆目は他の樹種に比べて格段に厄介です。

木目の素直な部分が少なく、どこかで木目の交錯した部分に当たる確率が

高いです。かといってそういう部分を捨てていると歩留りが悪すぎて、

殆ど捨ててしまうことになります(ちょっと大げさですけど実感です)。

 

あいや、愚痴ですね。使う側には何のかんけいもない事でした。

DSCN0551.JPG

 

これは縞黒檀の引き出しのつまみです。

この後小刀で面取り整形しますが、必要な10個の加工に3時間ぐらいは

掛かりそうです。

この材は堅いんですが意外にサクい材で、ちょっとした加減で木目に沿って

割れ、小刀の刃が滑ってしまいます。

持っている指の位置と刃先の方向を常時慎重にチェックしながらでないと、

左手は血まみれって事になりがちです。

気力が充実してくるまでお預けですね。

あ、いや、生理的食塩水とカットバンは常備してあるので、大丈夫ですけどね。

 

 

下部の目途が立ったので、もうすぐ上部のショーケース部分に掛かるんですが、

まだ設計図も出来ていません。考えるだけで尻込みしそうなんで、なるべく考えない

ようにしています。できる事なら作らずに済ませてしまいたいんですが、

そうもいかないでしょうね、やっぱり。

DSCN0554.JPG

お題の2つ目。横浜方面から帰ってきた子供椅子の無残な姿。

 

最初写真が送られてきて来た時は、夫婦喧嘩でもしてぶん投げるかなんか

したんだろう位に思ってました。(すんません)

現物が帰ってきて子細にチェックしましたが、投げたりすると必ず付くであろう

凹み傷はありませんでした。

「なおせますか?」

「なおせません。代わりの物を送ります。」

って事にしましたが、不思議です。

DSCN0555.JPG

 

1本は客先で折れた方。もう一方は私が試しに折ったものです。

前脚の先を持って後脚側に強い力を持続的に掛けていくとこういう風に

ホゾ部分が破断することが解りました。

逆側(後脚と反対側)に引っ張ると、座面が抵抗になって折れません。

う〜〜〜む、こういう事が起きるんだなあ・・・って感心している

場合じゃありません。

 

丁度小倉で同好の緊急集会(飲み会のことね)があったんで持参して

諸賢のご意見を拝聴しました。

本家のシンプルさん(知ってるよね)のご意見。

「ホゾ幅が華奢すぎますねえ。私の場合この桟の幅は50mmです。

 最初30mmにしてた時は何度かこういう事が起きました。

 ホゾ幅をなるべく取るために小根付きホゾにした方が良いでしょう。

 子供は思わぬことをしますから、大人用以上の強度がないと怖いです。

 勉強して出直してください。」

 

ってことで、子供椅子は基本設計からやり直します。

丁度座面の寸法も、もう少し大きくしようかと思っていたところだったんですが、

これで踏ん切りがつきました。

 

                  出直しまっす。

 

 

 

 

【2017.10.16 Monday 07:56】 author : OYA-G | 作品 | comments(4) | trackbacks(0) | -
本棚完成。トホホな結末。

下半分の引き出しで致命的なミスを犯した本棚がようやく完成しました。

DSCN0513.JPG

 

幅750、高さ1600ほどの比較的小振りな物なんですが、苦労しました。

いや、失敗は別ですよ。

苦労したというのは、上部のことです。

部材数を多くすればそれだけ手間が掛かるのはわかっているんですが、

どうしてもこういう風にしたかったんだから、自業自得ではありますがね。

棚板なんか、2枚矧ぎの1枚板にするか、精々端嵌めで反りに対処すれば

簡単なんですが、わざわざ框を組んで薄板を組み込むっていうことに

したので、手間は3倍くらい掛かってると思います。

でも、下半分が重い印象なので、上半分は可能な限り軽快に見えるように

したかったんです。

 

DSCN0514.JPG

斜めからだとこんな感じです。

 

金曜日に無事納品しましたが、引き続きこういう物を作ってます。

 

DSCN0511.JPG

子供ベンチじゃないですよ。

室内用のグリーンを置く台です。左奥に見えているミニチュアレベルのが

2台と、これ1台で1セットになります。

ベンチの背もたれに当たる部分の下側が微かにカーブしているのがわかりますでしょうか。

中央部で3mm凹になってます。

 

DSCN0512.JPG

ココにも小技を使っちゃいました。

こういう処を解説抜きで評価して欲しいけど、やっぱ無理だろうなあ。

 

楔の傾斜角は5度。楔は最後に適当な長さにカットします。

 

これらは「おまけ」です。

少しだけ値の張る造りの本棚を発注してくれたんで、今後ご愛顧

頂くための「餌」っていうか・・・・・。

ほら、魚釣りと一緒ですよ。

でも、こういう物を作ってる時が一番楽しいですね。

アマチュア(セミプロだっていう人もいるけど)木工の白眉ですね。

 

ところで、失敗したやつですけど、売れちゃいました。

 

DSCN0515.JPG

こういう風になってます。

どこかで見たような焼き物に注目。

そう、買った人はジブン!!代金もちゃんと払いましたよ!!

DSCN0516.JPG

 

これは同じ部屋にある木工を始めて3年目ぐらで作ったチェスト。

木取りとか細かいテクニックに問題は多いけれども、デザイン的には

明らかにこっちが優れています。

段々下手くそになってるんじゃないかとウナダレてしまいます。

DSCN0510.JPG

 

で、失敗作の天板です。

光を透かして見ると、まだら模様が見えています。

全体的には向こう側から手前に向かって順目ですが、まだらの部分は

その方向だと逆目になります。

逆目を起こさずに鉋掛けできれば、何とも言えない仕上がりになります。

12年かかってようやく朧げに方法が見えてきました。

いや、鉋の切れだけなんですがね。

 

                         SEE YOU

【2017.08.06 Sunday 17:02】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
学習机完成!温暖化の影響蚊い??

ジャカジャン!

学習机が完成しました。

 

DSCN0506.JPG

 

甲板が500*750と、学習机にしては小振りなものですが、

それなりの存在感はあります。

やはり、材(チェリー)そのものの存在感でしょうね。

全体にシンプルの極みみたいな作りなんで、引き出しの引き手だけ

ちょっと遊んでみました。

数日前家財宅急便に引き取られて、大阪方面に行ってしまいました。

DSCN0508.JPG

 

同時進行していた本棚も、ここまで進んで来ました。

下半分が重い印象の作りなので、上半分は軽い印象になるように、

帆立は7本の桟で連結し、背板も8センチ幅の板4枚を隙間を

開けて配置します。

棚板も框組みに薄板2枚で組んであります。

あと3〜4日ってとこでしょうか。

DSCN0509.JPG

こちらは失敗した方。

甲板を追加して、いかにも最初から「こういうチェストを作ってみました」

ってすまし顔。

そのうち、このブログを見てない奴に売り付けてやります。

 

ところで、去年もそうだったんですが、今年も蚊の動向が怪しいんです。

工房は郊外の田園地帯、自宅は屋敷廻りに植え込みがあって、いずれも

やぶ蚊のメッカみたいなところなんですが、去年に引き続き今年も

蚊が出てこないんです。

今年はここまで工房で1匹、自宅で1匹見かけただけです。

B型+アルコール臭+高体温で、いつも真っ先に蚊に喰われる

私が、去年も今年も全く食われないんです。

去年は梅雨時に大雨が降ったんで、そのせいかと思ってたんですが、

今年も引き続き、となると理由がわかりません。

ま、こういう時は温暖化のせいにしておくのが無難でしょうか。

 

でも、やっぱり、出るものが出ないと夏らしくないなあ・・・。

あ、いや、シツレイイタシマシタ。

【2017.07.26 Wednesday 07:13】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
致命傷!嗚呼・・・・・・・。

今作っているのは、先日納品した電話台の隣に置く本箱。

幅750、高さ1600ぐらいのサイズですが、上下2段に分割して製作しますが、

下半分が大詰めに差し掛かっています。

DSCN0484.JPG

両方の妻手側には厚13mmの鏡板を入れるんですが、溝切が終了した瞬間に

ミスに気づきました。

上下の桟は脚から2mm控えた位置に配置してあるんですが、桟の溝を切った

設定のままで、脚側の溝を掘ってしまったんです。

こういうミスは過去にもあったので、慌てることはありません。

すぐにサルベージ。

DSCN0485.JPG

こうやって一度溝を埋めてから、正しい位置に溝を切り直します。

埋めた木片は2mm分だけ残るんですが、脚を取った材の端材が残してあるので、

それと知らなければまず気づかれることはありません。

30分程時間をロスしましたが、この程度の誤魔化し、あ、じゃなかった、

修正は随分うまくなってきました。

全然動揺しないもんね。

 

DSCN0488.JPG

と、ルンルン気分で組み立てを完了しました。

で、次は組み上げたものを塗装しながら引き出し6杯を作っていくんですが、

引き出しの板を加工していて愕然としました。

 

下半分には2列3段に引き出しを配置し、文庫本を入れるように考えました。

写真は側板と文庫本ですですが、文庫本の短辺は105mm。

側板の上辺から5mm下がった位置に文庫本の背が来れば落ち着いて見えるでしょう。

だから、側板の幅は110mm。

 

DSCN0489.JPG

ほんでもって、前板は側板より2mm高く設定してあります。

 

DSCN0490.JPG

従って棚口の高さは112mm。綺麗に組み上がっているのが悲しい。

 

ということは、ということは・・・・・・・・。

 

そう、底板はどこに付くんだろう・・・・・・・・。

予定している底板は6mmのシナベニア。摺り桟から4mmの位置に溝を掘って

底板を配置するのが私の引き出しの標準仕様なんで、側板は120mmにしなきゃ

いけなかったんです。

ということは前板は122mmの高さが必要だったんです・。

ということは!!!!棚口の高さも122mm必要って事じゃないですか。

 

要するに、早い話が(ゆっくりでも同じことであるけれども)、この引き出しには

文庫本は入らないって事じゃないの。

じゃあ、何のために引き出しを作ったのよ。

施主様にも、「ここの引き出しには文庫本入れましょう。6杯もあるんでたくさん入りますよ。」

って言ってあるのに・・・・・・。

 

設計図を見直すと、設計段階から棚口高112mmになってます。

つまり、最初から間違えていたって事です。

 

昼飯も食わずに誤魔化す、じゃなかった、回復方法を考えましたが、どう考えてもダメです。

 

3時間考えて最初から作り直すことにしました。

幾つか回復法が無い事はないんですが、いずれも底板の保持強度に不安があるので

却下。10年持つかと言われたら項垂れそうな感じだったもんですから。

 

痛恨事です。丸々1週間の労力と、貴重な材料を浪費してしまいました。

 

北九州方面から緊急会議(飲み会ね)の招集が来てるんですが、そういう場合じゃ

無いような感じなんで、泣く泣く断りの返事をしました。

 

                          うな垂れて寝ましょうかねえ。

 

【2017.05.22 Monday 18:22】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
電話台完成とアイドリング

電話台が完成しました。

と言っても4月25日の事ですから、もう1週間も前の事です。

DSCN0472.JPG

 

甲板の高さは少し高めの80センチ。甲板の3辺に「筆返し」を

付けてあげました。

引き出しの前板が周囲より少し薄い色なんですが、1~2か月で

馴染ん来ると思います。

この辺の色合わせは毎回頭が痛いですね。

 

引き出しの引手は思い切って小さくしました。

引き手だけがやけに目立つのはいただけませんものね。

 

左の縦位置の鏡板は嵌め殺しです。

 

DSCN0473.JPG

 

左サイドに扉が1枚。

 

DSCN0474.JPG

内部はこうなってます。

電話やPCのルーターが入ります。

配線穴は納品時に開けます。

 

DSCN0475.JPG

逆サイドはこうなってます。

 

続いて電話台の横に配置する本棚を作るんですが、ちょっと寄り道。

 

DSCN0476.JPG

1枚板の平面出しに使う治具です。

1枚板がすっぽ入る2X材の枠と、3mmのアルミのLアングルで作った

ルーターのレールで構成されてます。

 

そう、この間出てきたケヤキの板を削るための治具なんです。

切削自体はK君にやらせます。

 

仕方がないんで、脚部は私が作ります。

ええ、作りますとも!!

 

DSCN0478.JPG

 

左の8つがバターナイフ。材はチェリー。

右6本は「斧折れカンバ」ペーパーナイフ。

最初中央寄りの2本を作ったんですが、どうにも不細工なので

作り直したのが右の4本。

 

バンドソーで粗々の輪郭をカットしたら、あとは小鉋・南京鉋・切り出しナイフ

と、全て手作業なんで、これだけ作るのに1日半ほどかかります。

これは全くペイしないですね〜。

ま、家具を発注してくれた人におまけで進呈しましょうかねえ。

 

 

【2017.05.03 Wednesday 11:04】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
これはいけませぬ。

DSCN0450.JPG

新しいデザインのスツールの、1回目の試作品を組んでみました。

前後の脚が左右に45mmずらしてあります。

工房から中国山地に20キロ程入った、江戸時代に栄えた街(ということは、

今は寂れているってことね)にある家具メーカーで見つけたアイディアなんですが、

横方向のブレに強いってことで、いつかトレースしてみようと思ってたんです。

 

座板は幕板から20mm浮き上がった位置にあります。

 

頭の中に浮かんだ内容をそのまま形にしてみたんですが、どうにも不格好でいけません。

どこがどういう風にいけないのかもよくわかりませんが、座ってみようという気になりません。

 

DSCN0452.JPG

気になる部分を少しづつ修正しながら図面の書き換え。

 

DSCN0455.JPG

で、試作品2号が完成。 座面の浮き上がりを20mmから10mmに、

30mm角だった脚は26X40mmに変えて外側をシェイプ。

長手方向を35mm伸ばして座面の幅一杯にしてみました。

 

大分お落ち着いてきましたが、今回の試作はここで休止します。

なぜかって?

美しくないです。

見た目の違和感や不安定な感じはあるんで、当初の目的には近づいているとは

思うんですが、それがどうしたって感じなんです。

 

要するに、初期のアイディアに囚われていて、身近な家具として使うレベルに

達していないです。

反省して出直します。

 

従って、受注分のスツール(一人掛け2脚+2人掛け1脚)は今まで通りの

シンプルなものにします。

4日ほど時間を無駄にしましたが、これは仕方ないでしょう。

 

 

【2017.03.26 Sunday 21:22】 author : OYA-G | 作品 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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