OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
木工忘年会と工房訪問

12月26日、午後5時。小倉駅前コレットの写真です。
2階正面玄関で、6人の怪しいおじさん達が待ち合わせて
います。 この日の宿泊ホテルから撮影。

待ち合わせていたのは、北九州在住の木工猛者5人と私。
この地域は木工人の人口密度が高く、札幌周辺と競い合って
おり、以前から忘年会をされているそうです。

私はたまたま仕事で北九州方面に行く用事があったので、
合流させて頂きました。



前列左から行橋の天才「のほほん」さん。その右「Pongoo」さん。
後列左から私「OYA-G」、 韓国在住の「tosim」さん、プロ木工家の
「シンプル=栗原」さん、遠賀川の奇跡「isuakira」さんです。

写真は忘年会終了後、小倉駅正面入り口で撮影。

6時から始まった忘年会は終始一貫木工談義でしたが、時間があっと
いう間に過ぎてしまいました。

テーブル天板の矧ぎ方のコツや接着剤の評価、研ぎの魔力などが
話題の中心でしたが、プロの栗原さんがそれぞれ自分の経験からくる
判断を披露して下さり、とっても有意義な忘年会となりました。



飲み会が始まって間もなく、のほほんさんがお土産を下さいました。
皆さんご存じの道具です。
同席の皆さんから、「これを貰ったら北九州木工仲間へのパスポートです。」
と言われました。恥ずかしくも嬉しかったです。
大事に使います。



isuakiraさんからはこれ。 十字からくり です。 興味のある方は見に行って
下さい。


相欠きの左右に仕込まれた鍵棒が、下側の穴に入ってロックされます。
ロックされた鍵を外せば「良くできました」となります。
暫く周囲の者を悩ませて遊べそうです。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、ホテルに帰ったのは11時を回っていた
のでしょうか? 酔っぱらっていて覚えていません。

次の日の朝8時の電車で行橋へ行きました。
のほほんさんとtosim さんの工房訪問です。 せっかく来るのだからと、
お二人から誘われて、厚かましくも見せて頂くことになりました。

行橋の駅にはtosimさんが迎えに来て下さり、最初にのほほんさんの工房
へ。 のほほんさんの工房は自宅2階の8畳間。
HPで何度も見ている通り(当たり前か)ですので、写真は撮っていません。
1時間余りいましたが、小さな工房の中に宝物がギッシリ詰まった感じで、
目がきょろきょろして落ち着きません。何を聞いて良いのかさえ解らない
状態であっと言う間に時間が過ぎて行きます。

工房の隣の部屋に作品のいくつかが置いてありました。
自宅用の物を作らせて貰えない私と違って、家庭内である程度の認知を
勝ち取っていることが良くわかります。

その後3人でtosimさんの工房へ。一面田んぼや畑の田園地帯に、鉄骨
スレート葺きの建物がありました。これもBlogでお馴染みなので撮影
していません。

工房の中にはプロ用の機械がうじゃうじゃあります。 tosim さんは
仕事の都合で韓国在住であり、全ての機械が遊んでいます。
何という事でしょう。 もったいないオバケが何匹も出てきそうです。

敷地の草刈りをするのに、ゴルフ場で使っているような大きな草刈り機
まで新品が置いてあります。
集塵機なんか3台もあります。

帰国後プロの木工家になるんだろうと思っていましたが、お聞きしてみると
「いや、もう面倒になったから、多分そうならないと思います。」とのこと。
じゃあ、この機械達は・・・・・。

機械類以外にも、海外から取り寄せた道具類があちこちに山積みに
なったまま、放置されていました。

この工房も何度もBlogで拝見していましたが、やはり実際に見ると少し
印象が違って見えます。
それに、あれこれ話していると思わぬ大収穫があったりします。

今回もテーブルソーの縦切りフェンスの調整で大きな収穫というか、
今まで全く考えていなかったアドバイスを頂きました。
この話は又別の機会に公開します。

11時30分になったので、仕事の予定の時間が迫っています。
名残惜しかったのですがお暇する時間です。

のほほんさんに駅まで送って頂いて、楽しかった行橋ともお別れです。

のほほんさん、tosimさん、有難うございました。
あの日は多少無口な私でしたが、実物に圧倒されたのと、前の晩の
お酒が残っていたのです。 とっても楽しかったです。

あと2時間少々で今年も終わりです。皆さんが良い年を迎えられますように。
また来年お会いしましょう。







【2008.12.31 Wednesday 21:40】 author : OYA-G | 工房訪問記 | comments(3) | trackbacks(0) | -
manaさんの工房
 昨日に引き続きmanaさんネタです。今日のは長いですよ、
写真が無い分。 仕事がある人やトイレに行きたい人は
先にそっちを済ませてからがいいですよ。
以前の記事と若干かぶる内容も有りますが、ご容赦。

2008年7月31日、念願の「まなさん」こと真鍋さんの
工房訪問を果たした。 11時過ぎに会社(広島県福山市)
を出発、途中昼食をして2時過ぎに徳島駅近くのホテルに
チェックイン。4時に真鍋さんの会社にお伺いした。
初対面の挨拶の後暫くお話しして、5時過ぎに真鍋さんの
ご自宅に向かい、工房を拝見させていただく。
最初ガレージとして屋根だけ作り、後で壁を取り付けたとのこと。
ガレージ改造部分に市販の物置をくっつけた2室構成になっている。
あがっていたせいで写真を撮るのを忘れていたが、HPで見たとおり
の工房。
今回の訪問の最大の目的であるバンドソーのベアリングガイドを
詳しく見せていただいた。「必要なら作りましょうか」
簡単に仰る真鍋さん。
「いえ、自分で作ろうと思って、道具もあれこれ揃えたんですが、
アルミの材料が入手出来なくて。入手先を教えて欲しかったんです。」
「あ、簡単ですよ。来週にでも入手して送ってあげます。
そっち方面はプロですから。一般にはなかなか入手出来ないです。
本来数十円レベルの物ですが、僕らが入手するのは数百円レベル、
一般には千円以上になってしまうのが普通ですから。」とのこと。
簡単に関門突破。
その後ターニングの作品を見せていただいた。あれもこれも、HPで
見たのと同じ物がある(あたりまえか)。
「久保岡さん、お酒飲みますか?」「ええ、大好きです」
「じゃあ、これなんか如何ですか?材は桜です」と渡された
猪口というかぐい飲み。

写真では分らないが極限まで薄く作ってあり、力をいれて握ると
つぶれそうなほど華奢。
でも・・・・せっかくの作品なのに・・・・とためらっていると、
「あ、おつまみ入れはこれなんかどうですか」と例の象眼入りの
浅めのナッツ入れ。 そうなんです、あれは今僕の家にあるんです、
えへん、えへん。

ここで本日の仕掛けその1。 車に積んできたJT-106JP(手押しカンナ)
を工房に持ち込んで、「これ、良かったら使ってください。」と言ったところ
真鍋さんポカンとしている。 「僕は1800の大型を買ったんで、もうこいつ
は使わないんです。前にHPで、入手できなくなったって
嘆いてたじゃないですか。隅っこに置いてあるだけで使わないのは
もったいないんで使っていただこうと思って持ってきたんです。
替え刃もあります。集塵フードも他人の真似ですけど詰まったこと無いです。
フェンスがアルミで、その都度調整しないと直角が怪しくなるんで面倒
ですけど。」と申し上げて強引に押しつけてしまった。
 お土産に何を持って行こうか考えていたとき、前には見落としていた
記事が目に入ったんです。
お酒が好きそうなので、燗を付けると絶品の地元の酒でも持っていこうか、
と思っていたのですが、月並みすぎるかなあ?気軽に持って行ける
木工作品も無いし・・・・と悩んでいたので、この思いつきに救われた気がした。
でも、値段の付いている(市販されている)物なので、どうやってさりげなく、
不必要な気を遣わせないで渡すかで少し悩んだ。
 結局、工房見学中の短い間に強引に工房内に運び込んでしまうのが一番
と思いタイミングを見計らっていたんです。
 事前に必要かどうか問い合わせもしなかったし、一緒に行った真鍋さんと
同じ会社の取引先の社員の人にも何にも言わずにいた。
 ただ、ホテルから真鍋さんの工場に向かうとき、同じ車に乗れないんで
タクシーで行ってくれるよう頼んだときは怪訝そうな顔はしていたのだが。
無事お土産の強制引き渡しが済んだので、大急ぎで「暑いですし早速
飲み屋に行きましょう。ビール飲んだ後でゆっくりお話ししましょう。」
と言ってしまった。 「そうですか?家内が冷たい物を用意してると
思うんですが・・・・」
「いえ、ご迷惑ですからすぐ行きましょう。」 と強引に車に乗ってしまった。
本当はサイドボードやらワインラックやら、ろくろ作品以外にも見たい物
があったんだけど、家の方におじゃましてお土産の件を蒸し返されると
困ると思って、そっちは断念することにしたんです。
と言うか、その時はそれどころじゃあ無くて、早く場所と話題を変えたい
一心だっただけなんですけど。
真鍋さんの工房を見ての感想。
1. 整理整頓がされている。 比較的狭い工房なのでそうでなければどうしようも
  なくなるのは分るが。自分の乱雑さに猛反省。
   
2. 大きな機械は無いが、木工旋盤を中心に色んな機械・道具が効率的に
  配置されていて、使わない道具は見あたらない。
  何れも自分の手で使いやすいように改造やら改善の工夫がされている。
  使うかどうか分らない道具が未使用のまま置いてある自分の工房とは
  全然違う。いえ、買うまではこれがないと絶対あの細工が出来ない、
  と思って買うんですよ、もちろん。
3.椅子がある。やっぱり必需品かなあ、疲れるもんね。
全体として趣味の木工のお手本という印象。当たり前か、
相手はキャリアが違うもんね。
第2ラウンドは徳島の郊外にある、お菓子屋さん経営の食事のお店。
大きな古民家を移築して改修した座敷がなかなか雰囲気があったので、
頼んでこの店を予約して貰ったんです。
去年百貨店販売員の成績優秀者の慰労旅行で昼食を食べた時に
気に入ったんです。
早速ビールで乾杯し、その後冷酒へ進みました。真鍋さんの酒好きは
HPで推測は付いていましたが、「強い!!」 私も酒好きで、 
何よりピッチの速さでは誰にも引けは取らないと自負?してますし、
周囲も「そんなに焦って飲まなくても、お酒は逃げませんよ。」
というタイプだが、参った。初めて。
木工のことを中心にあれこれお話しして尽きることがありません。
同道した他の3人そっちのけで2人で飲み、かつ語ること何と4時間。
でも、あっという間に過ぎてしまいました。
途中でもう一つのお土産を披露しました。 夜光貝です。
 沖縄の知人から入手して放置したままになっていた
ものを2つ持ってきたんです。 当然螺鈿細工に使うつもり
だったんですが、そうすると漆もセットで付いてきます。
今の私には技術的にも時間的にもとうてい無理。 
真鍋さんなら何とかこなして貰えそうで持ってきたんです。
先に色々試して貰って、それを真似して始めれば楽ちんという、
何とも不埒な魂胆があるんです、わたくしは・・・。
でも、本当に楽しかった。久しぶりです。真鍋さん、有り難う。 
僕の秘密基地も見に来てくださいね。
と、ここまで書いて不思議な気分。何で自分の工房を他人に
見て欲しいんだろう? 自慢したいのか?それとも単なる露出趣味?
と真剣に悩んでしまった。
たぶん、多分ですよ、同じ木工趣味の人に見て欲しいんですよね。
それで、理解して欲しいんですよね。
日頃山の神様には「何でこんなお金と時間が掛かるだけで何の役
にも立たない事が楽しいの?」とか、
会社の連中には「木工に対するときのように、真剣に仕事をして
くれたらもっと業績が良くなるのに」といった顔をされているので
分ってくれる仲間が欲しいんだろうなあ。
だって、取引先や社内の連中で、お世辞か何かしらないけれども、
工房を見たいと言われてもそんなに嬉しく無いもんね。
見せない訳じゃあ無いけど。 娘たちが見に来た時も、元来ロリコン
のせいでそのこと自体は嬉しかったけど、
あんまり熱心には説明しなかったなあ。
皆さんも福山の近くに来たら寄ってくださいね。 出張が多いので
事前に連絡頂いたら、可能な限り都合を付けます。
私の今の工房は自宅ではないので何の遠慮も要りません。

お疲れ様でした。又明日。
【2008.12.01 Monday 09:10】 author : OYA-G | 工房訪問記 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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