OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
2日間の停滞と次回作

ネットで購入した鏡が送られてきました。

一緒に購入した取り付け金具の不具合で2日間作業が止まってしまいました。

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上の2つが鏡と一緒に送られてきたもの。

下の4つが追加で送られてきたものです。

 

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左が最初の物で、右が追加分です。

間違いではないのです。最初の方が緩衝材のスポンジが厚く、

追加分の方が薄い事を覚えておいてください。

 

左の方で、金具全体の厚みは10mm、板厚1mm、スポンジの厚み4mm

です。鏡の厚みは3mm。

これだと緩衝材と爪の間に1mmの隙間ができて鏡が固定できません。

すぐにTEL。

「すみません、鏡と金具の間に隙間があって固定できません。

 そういうものなんでしょうか?金具は5mm用と3mm用があるって

 聞いたんですが、ひょっとして間違って5mm用を送られたんじゃあ?」

「あ、隙間がありますか。隙間があってはいけないんで、こちらの間違いですね。

 すぐに3mm用のを遅らせて頂きます。本日発送で明日着荷になります。

 ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」

 

で、送られてきたのが右の緩衝材の薄い方って訳です。

これってどういう事?日本に来て間がない留学生っていう風でもなかったんだけど

・・・・。

 

もう一回電話しようと思いましたが、更に2日の停滞は我慢なりません。

 

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HCに駆け込んで5mmのスポンジを買ってきました。

貼られていた粘着テープの上に更に粘着テープを貼って隙間を無くして

あげました。

左が最初のもの、右が自分でやり替えたものです。

最初からこうしておけば2日間の停滞は無かったのに・・・・・。

 

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取り付け手順です。

下の2つはビスでしっかり固定します。

左右の2つは長孔になっており、金具が動く程度にビスを打って、

鏡の幅より広くセットします。

金具を取り付ける部分は6mm掘りこんでおきます。

上から鏡を差し込んで、金具を鏡に密着するように寄せて完成です。

まだテスト段階ですので、金具に付いたブルーの保護シートは

付けたままです。

 

甲板に鏡をセットして、組み上がった状態で開閉がうまくいくかどうか

現物確認しないことには組立てが出来ないんです。

全ての部材が揃っており、組立て寸前だったんですが、ここにきて2日間の

停滞は痛かったです。

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確認が終わったので、甲板が乗る上部の桟を組みました。

真ん中の横方向の部材の向こう側は27度にカットしてあり、

そこに鏡の付いた部分が当たって止まります。

この部材は甲板との間に5mmの隙間ができるようになっており、

鏡が当たらない様にしてあります。

え?黒っぽいラインはなんだって?聞きたい??

いえね、シナベニアが嵌まってるでしょ。その嵌めこみ溝を切るとき、

間違えて上の方に溝を切ってしまったのですよ。

途中で気づいたんですが、時すでに遅し!!

間違えた方には後からローズウッドを差し込んで、いかにも最初から

こういうデザインでしたっていうふりをしてるんです。

 

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妻手側は既に組み上がってます。

組み上げと塗装、甲板のセットと引き出しの調整であと3〜4日

で完成します。

 

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2日間遊んでた訳じゃありません。

10年ほど前に買って、主として面取りに使っていた小鉋の

口埋めをしてあげました。

今回は木口面で「富山大学」式。

仕上げ鉋レベルに復活しました。

 

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次回作の模型。 壁面のコーナーに置くショーケースです。

う〜〜〜ん、トップヘビーで何ともバランスが悪いなあ。

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う〜〜ん、大分良くなったけど、ちょっと威張ってるみたいで

重いなあ。

 

 

これならどうじゃ。 もうちょっとかな?

 

工房移転(2年と5か月前)以前に受注したんですが、構想が

纏まらずに延び延びになっていました。

幅1m弱、高さ1350ぐらいのそこそこの大きさのショーケース

ですが、これ、何だかわかりますか?

わかる訳ないよね。

「バービーちゃん」の洋服を入れるんですと。

いい年こいたおばさん、いや、オねいさんが、全く何考えてるんだか。

 

上部の見えている部分は全てガラスを嵌めます。いや、アクリルですけどね。

 

つまらない人形ケースを作っていたのは、こいつを作るための練習だったんです。

しかし、まだ解決しなければならない課題があります。

もう少し待ってくださいね。

 

 

 

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図面を書き始めました。課題は作りながら考えることにします。

こいつの前に2〜3点小品を作るんで、仕掛かるのは3週間後

ぐらいかな?

【2017.03.07 Tuesday 06:18】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
助っ人

う〜〜〜ん、忙しかったですう〜〜〜。

 

10月初旬から今月初めにかけて、行事が目白押しでした。

10/8〜12  佐賀・小倉方面周遊

10/13    毛細管腫瘍摘出手術

10/14〜18  手術の傷のため木工は不可。漆に沈没

10/18・19  漆教室・抜糸

10/27 麻雀

10/28〜11/1 沖縄方面周遊

11/5 三木金物祭り

 

何と1か月足らずのうちに19日間も木工を休んでしまったのです。

これだけ休むと、身体がなまってしまって思うように動きませんね。

 

3月に漆修行を始めてから、木工の方がなかなか進みません。

それまでは9時前に工房に入って、5時に切り上げていましたが、

夕食を挟んで漆の練習をするので、4時前には切り上げる様になりました。

この1時間少々が随分効いているようで、仕事がはかどりません。

 

そうかって言って、身体は前よりきついのです。

普段は漆は1時間半ほどですが、場合によっては食後3時間以上掛かる

時もあり、夕食後は飲んだくれて早寝していた頃より格段に疲れて

しまいます。

そういう訳で、話題はたくさんあるのですが、PCに向かう時間がなく、

BLOGの更新もままならなかったのです、いえ、言い訳です、すいません。

 

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今日の御題はこれ。

 

瞬間接着剤と硬化促進剤、ランダムサンダーです。

 

10月の佐賀・小倉周遊の折り、大川の材木店に行ってきました。

工場を見せてもらっていたら、兄ちゃんがテーブルトップに何やら液を付けて

サンダーでこすっていました。

「これはどういう作業ですか?」

「いや、小節なんかの割れやらの補修です。瞬間接着剤を垂らしてサンダーで

均してるんです。触ってみてください、完全な平滑面になってるでしょ。」

「お〜〜〜、ワンダフル。これはすごいや。」

 

その晩小倉に移動して、木工仲間との飲み会の席でこの話をしたら、

「あ、取り切れない逆目掘れにも使えますよ。」とシンプルさん。

 

な〜んだ、みんなこういう事をしてたんだ。そういえば硬化促進剤の

取説に「肉盛りの場合は・・・・・」て書いてあります。

知らなかったのはひょっとしてオイラだけ?

 

サンディングは専ら手でやっていたので、片手タイプのサンダーは持っていなかった

ので、モノタロウでゲット。 エアーサンダーの方が使い勝手がいいのは分かっているんですが、

私のショボいコンプレッサーでは騒音に耐えられないので電動式にしました。

 

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ヒコ生えなんかの小さな節ですが、多くは中心部に小さな芯ヒビがあり、これは

幾ら鉋を掛けてもヒビが無くなることはありません。

 

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チェリーの場合はこういう部分があります。 内部に出来た小さな空洞を樹脂を分泌して

埋めようとした跡でしょうが、樹脂量が足りずに少し疎になっており、触ると微かな

窪みが感じられます。

 

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こういう部分は小節の前と後ろで逆目になっており、鉋ではなかなか逆目が取りにくいです。

 

今までは「しかたがないなあ。」と諦めていたんですが、一気に解決しました。

 

もっと大きな節の補修も出来ます。

これも材木屋の社長に教えてもらった方法ですが、そのうち実際にそういう場面に

遭遇したら報告します。

 

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おまけはこれ。漆道具です。

左2本は蒔絵の時に金粉やらを撒くのに使う葦の筒で、片方に薄い絹の布を張ってあります。

大きな筆は周りに飛び散った余分な金粉(銀粉)を回収するのに使う筆。箒みたいなものです。

その右2本は漆の周辺の金粉を漆の上に掃き寄せる筆。

続いて絵筆。 その右は金粉を掬いとるサジ(銀製)。上のは金粉の包み紙を押さえておく

ミニ文鎮。 そして純金の粉(これは「平目」っていう、金粉を平らな形状に押しつぶした

もの。)

これで都合2万5千円強です。

漆って高い遊びですよね。

 

 

 

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悔しいからって訳じゃないけど、こういう物を作ってしまいました。

HCで3mmのアルミ棒(¥240/m)を買ってきて、ペンチで適当な長さに切って、アンビルの上で

トンカチで叩いて製作。

左はさっきの「サジ」。 見てくれは劣るけれども十分に使えます。原価は30円強?。

さっきの銀製のは3千数百円。あなたはどっちを選びますか?

 

その右は沖縄に行った時「琉球漆体験工房」で使っていた金属製のへら。

「堆錦」っていう沖縄特有の漆工芸で、葉脈なんぞの窪みを付けるのに使います。

先端は薄くなっていますが、刃が付いていないので力加減で強弱をつけた溝を

つけます。 使うことは無いんだろうけど、忘れないうちに製作。

 

その右は、一番右の「葦」の筒の内部を削る道具。

和竿の内側を削る道具みたいなものですが、相手がヤワな葦なので、こっちもヤワな

アルミで十分です。

 

木工?チンタラチンタラですが、椅子6脚の内4脚まで完成しました。

残り2脚ですから、あと1週間ほどで完成でしょうね。

頑張りまっす!!

 

 

 

    

【2016.11.17 Thursday 21:44】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(4) | trackbacks(0) | -
椅子三題 つづき

その3=これはいけません、あるいは「やってしまった!!」

 

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あれは去年の5月の連休明け、ギャラリーオープンのために受注した家具類20点ほどを

一括納品したっけなあ。忙しかったなあ・・・・。

と、思い出にふけっている場合じゃあないんです。

写真はそのうちの1点で、背もたれ付のスツール君です。背もたれは本当は無い方が座りやすい

んですが、持ち運び安いように付けただけです、

実は、これは大変な失敗をしているのです。注意深く見ると、どこがいけないかわかりますよ。

 

先日麻雀をしに行ったとき気付きました。

向かって左側の背もたれの取り付け位置をよく見てください。

何だか隙間があるような・・・・。

 

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はい、パックリとこのように胴が切れています。

ギャラリーのオーナーは気づいていない様子ですが、だんまりを決め込む訳にはいかないので

その場で告白。

定規を当ててみると、座面の幕板の寸法に比べて笠木の寸法が4mm短いじゃないですか。

組立ての時はクランプで強引に締めこんで、接着剤の力で胴は付いてしまいますが、

そのうち後脚の力が勝ってこうなったってことですね。

「スンマセン、すぐやり替えます。」

「え?治るんですか?」

「いや、直りはしません。一から作り直します。」

「そう?何だか悪いわね(当然でしょって顔でした)。」

「スンマセン。超特急でやります。ごめんなさい。」

 

ということで、工房に持ち帰りました。

 

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後脚は鋸でカット。工房用のスツールに格下げです。

 

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実はこういう物が残してあったんです。

もう1脚分の加工済みの部材。

そのうち工房用に組んで使おうと思って取ってあったんです。

 

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やは笠木が4mm短い!!

しかし、このパーツを作り直してあげればすぐに作り直せるって寸法です。

 

原因は何となくわかっているんです。

ホゾの長さが違うのが解りますよね幕板(真っ直ぐな方)が20mm、笠木

は16mmにしたと思うんです。

実は笠木のアールを決めるのに悩んで、笠木だけ後から作ったんです。

その時16mmにするか14mmにするか、ちょっとだけ考えた記憶があるんです。

微かな記憶ですが、3晩ほど考え抜いて思い出しました。

寸法は暗算でやったと思います。

馬鹿だねえ、ちゃんと確認しろよな。何度間違えたら気が済むんじゃい!!

ってとこですが、違う物は違う。

年のせいなんかじゃありません!元から粗忽なだけです!!

よいこの皆さんはちゃんと電卓で計算して、図面上に寸法を書き込む習慣を

つけてくださいね。

 

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お詫びって訳じゃあないんですが、こういう物が完成。

 

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引き出しの微調整前なので最後まで入り切っていませんが、塗装して微調整したら

納品できます。

材は例によってハードメイプル。

板組みの仕口は隠し蟻(天秤)組み継ぎ。

引き手は「片銀杏」型2号。(勝手につけた名前デス)

塗装は木固めエース3回塗り。

 

小さいけれども手の込んだイッピンでしょ?

 

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以前に納品した整理棚の付属品です。

一部小さな引き出しを組み込んで欲しいという要望だったんですが、最初から引き出しを組み込むと

煩雑な部材組が更に複雑になり、私の技量ではうまく収まらないと判断したので、

後で別に引き出しBOXを作ることにしてあったのですが、半年以上遅れてしまいました。

本体の方は既に黄味が強くなっていますが、新規納品の引き出しBOXの方は白いまま。

ま、半年もしないうちに落ち着いてくると思います。

 

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うん、まあ綺麗に収まってます。

80点ぐらい付けてほしいな。

 

                       SEE YOU

【2016.10.06 Thursday 07:37】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(0) | trackbacks(0) | -
椅子のお話し 3題

その1=こういうのは無いんじゃないの???

 

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ありふれたウインザーチェア。 我が家のダイニングの椅子ですが、向かって左側の

座板がパックリ割れています。

買ったのは40年以上前なので、元は取ったと言えないことも無いんですが、

気分の悪い事があるので、公開しちゃいます。

 

900X1800のテーブルと椅子6脚のセットなのですが、6脚の内4脚が既に病死。

余すところ2脚なんですが、それも余命いくばくもないものと思えます。

 

10年ぐらい前、肘掛付の1脚が壊れ、程なくもう1脚あった肘掛付もアウト。

その後4脚残った写真の形状のものが2脚壊れたって訳です。

 

4脚とも同じ位置で座板が割れてしまいました。

なぜそういう事が起きたかは次の写真を見て頂ければ一目瞭然です。

 

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裏からの画像。

DSCN0313.JPG

この方が解りやすい?

 

四方転びの右前足の丸ホゾが、矧ぎ面の中央に空いています。

ご丁寧に背もたれの外枠も同じ矧ぎ面に配置されているんです。

 

この時代には高周波接着なんてある訳もなく、接着剤の性能も低かったとす思うんですが、

矧ぎ面はイモ継ぎです。サネなんか見当たりません。

接着剤が経年劣化し、矧ぎ面のホゾに力が掛かって矧ぎが切れたって訳です。

肘掛け付きのが先に壊れたのは、それだけ無理な力が掛かりやすかったからでしょうね。

 

この座面、僅か40センチ強の幅なんですが5枚矧ぎになっています。

しかも6脚分を同じ矧ぎ板から取ったと見えて、全て右前足が矧ぎ面に掛かってるんです。

 

職人は分かっていたと思います。 テーブル甲板を取った残りの、幅の狭い板を5枚

繋いで座面を作ったものと思えます。 

 

最初の写真で、右から2本目のスポークがに違和感があるのが解りますか?

壊れたところを家人がセロテープを巻いて誤魔化しながら使っていたようです。

 

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普通はこういう折れ方はしませんよね。

 

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よく見るとこういう事になってました。

加工途中で破損したスポークを印籠みたいにして継いだものと思えます。

サネがヤワで、すっぱり切れたって訳です。

ここまでしますかねえ?「モッタイナイ」ってのとは違うと思うがなあ。

 

このダイニングセット、市内では古くから高級家具店として有名だった店の

物です。 当時の蓄えを生かして、今は賃貸マンション経営に転身して、一族

裕福に暮らしているようですが、こういう事をしてはいけません。

 

どこやらの県・市会議員やら、国会議員やらの公金詐取が蔓延しているようですが、

そういう事の根源は既に私たちの中に広く、深く育まれていたという訳です。

 

若い諸君には酷な言い方かもしれませんが、この国はもう駄目だね。

脱出できる者から早めに国外退避してくださいな。

 

あ、いや、椅子の話だったよね。失礼いたしました。DSCN0314.JPG

単なるゴミです。

 

その2=それはちょっと可哀想なんじゃない???

 

という訳で、急遽椅子6脚を作るよう指令が下りました。

 

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先週末粗取りした6脚分の部材群がおねんねしてます。

材はブラックチェリー。

用途、体格、その他で4種類ぐらいになります。

サンプルとしても使えるしね。

 

「ま、急ぎ作ります。作りますけどお・・・お代は頂けますよね。」

「へ?お代?そんなの要るの?」

「い、い、要ります要ります。タダだと材木も買えなくなって、続けられなく

 なるんです。」

「いくら?」

「グッとお安くしときます。破格の値段です。**万円ですけど、安いでしょ。」

「ふ〜〜〜ん、こないだのK君のベッドより高いじゃないの。」

「いや、あれは福祉活動っていうか、慈善事業っていうか、兎に角そういう類のもの

 なんで・・・・。何とか・・・・・。」

「解ったけど、次のが壊れたら座るとこが無くなるんですからね。急いでね。」

「オッケー、サンキュベリマッチ!!急ぎます急ぎます。」

 

???????

 

「あのね、ちょっと聞くけど、そのお金どの口座から払ってくれるの?」

「そら、あーたの口座からに決まっとるでしょうが。何かご不満でも?

 嫌なら払わなくって良いんですよ、私は。」

「あ、いや、ちょっと聞いてみただけで・・・・そう?やっぱり?

 ・・・・・・風呂入って寝よっと。」

 

         第3話は次回。乞うご期待。

 

 

 

 

 

 

 

【2016.09.30 Friday 20:54】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
木固めエースのことなど・・・。
ここ2年ほど、塗装には専ら「木固めエース」を使ってきました。
それまでは荏胡麻油や米糠油などの植物由来のオイルでした。
木固めエースにしたのは、
1.オイルの場合は完全に固まるまでに数か月掛かるようで、その間に空気中に
 漂う細かいチリを吸着するので、最初の半年間ぐらいは丁寧な掃除が必須で
 あるのと、その後も定期的なメンテナンスが必要になるからです。
 その為に使用したオイルを小瓶に取り分け、水研ぎペーパーとウエスの
 「お手入れキット」を付けてあげるんですが、要するに「後の手入れは
 自己責任でどうぞ。」っていうことで、ちょっと不親切かなあと思っていました。
 木固めエースの場合は、そういう(塵を吸着するような)事が無いので、
 所謂メンテナンスは不要で、普通に拭くだけで良いので、使う人は随分楽ちん
 です。
2.テーブルの場合、食器を直接テーブルに置いても、木固めエースの場合はオイルのように
 「輪滲み」にならないこと。
 西洋映画なんかを見てると、食事のとき各人の食器類の下に必ずマットを敷いていますが、
 西洋の家具はオイルフィニッシュが主流で、輪滲みを防ぐためなんだと思います。
 日本人にはそういう生活習慣が無いので、納品の時必ず注意するんですが、まず100%
 直接食器を置いてしまうと思います。
3.木固めエースはウレタン系の塗料ですが、普通のウレタン塗装の様に表面に塗膜を作る
 のではなく、内部浸透型なので、木の感触を損なわないこと。
 (オイル塗装に比べると、触った感じがほんの少し硬質に感じますが、)

要するにオイルフィニッシュの利点を保ちながら、欠点を克服できる訳です。
そういう訳で木固めエースに落ち着いた訳ですが、大きな欠点もあるのです。
1. 値段が高い。
  1L6千円強で、塗装時の吸い込み量がびっくりする程多く、最低でも2回、
  テーブルトップや日常目に触れる部分は3回〜4回の塗布が必要なので、
  使用量を勘案した値段の比較で言うと、感覚的にはオイルの10倍以上の
  コストが掛かる事。
  そのうえこれまた馬鹿高い専用シンナ-(HCの安物の3〜4倍)が必要に
  なります。おかしなシンナーを使うと、取り返しのつかない結果が待っているので、
  泣く泣く使っています。
  昨年1年間の使用量は、記録によると木固めエース16L、専用シンナー8Lと
  なっています。
2. 労力が掛かるし、しんどい。
  多量の揮発性溶剤が添加されているので、吸着型のガスマスクが必須。
  呼吸が苦しく、作業時間が1時間を超えると相当苦しい思いをする。
  塗布の直後、物によっては塗布途中での拭き取りをしなければならないので、
  時間的な余裕がなく、作業を始めたら最後まで一気に仕上げる必要がある。
  反応の早い夏場は、作業後の吹き戻しもあるので、30分後ぐらいで再度
  拭き取りが必要な場合もあります。
  1日置いて水研ぎ、再塗布という手順で、オイルフィニッシュとよく似た
  手順ではありますが、実感で言うと倍近い作業量だと思います。

購入は最近は専ら「オフコ」だった(注文が簡単)のですが、何気なく「普及会」
のサイトを見ていたら、以前には無かった(気づかなかっただけかもしれない)
「業務用プレポリマー」っていうのがあるじゃないですか。

木固めエースは、素人用にあらかじめ溶剤と混合したもので、こっちは混合は
自分でやってね、その代わり安いよって物の様です。
早速注文。

DSCN0230.JPG
一番高いPSNY3000でも、値段は同量の木固めエースより少し安いです。
これを3倍に薄めて使うので、価格的には1/2.5ぐらいになる計算です。

極く少量を試験的に混合し、サンプルピースに塗布してみましたが、3倍希釈だと
「木固めエース」より少し緩い感じでした。
乾燥時の吹き戻しが殆どなく、水研ぎした後の感触は木固めエースより少し平滑に
感じましたので、まずは900ccの希釈液を作っておきます。
労力は変わりませんが、これでコストは大幅に圧縮できます。DSCN0235.JPG
次回作はこれ。
馬鹿親の盆景ケースを見た老婦人の依頼品です。
部材が細かいので、苦労させられそうで怖いです。

DSCN0234.JPG

粗どりしてあった部材群。 必要量の1.5倍ぐらいを粗どりしておきました。
これを想定寸法に追い込みながら、曲がったり撚れたりしたものは捨てていき、
必要量を確保できるだろうという算段です。
真ん中の細い杖状の部材は、この状態で20mm角です。仕上げ寸法は15mmを
予定しており、なるべく柾目、又は追い柾目になるよう、板材の両端部分だけで
木取りしてあります。
盆景ケースの時の教訓が生きてるってことですね。
これで足りなければ、納期は大幅遅延って事になります。自分の馬鹿さ加減に
腹も立つので、なるべくそういう事にならないよう、神様、お願い!!
 
【2016.06.16 Thursday 07:19】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
御稽古ごと
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製作中のチェリーの「ライティングデスクキャビネット」が大詰めに近づいて
来ました。
本来は昨年の11月初旬の約束だったのですが、割り込み受注が入って約4か月の
納期遅延です。
注文主が寛容な人なので、ついつい甘えてしまいましたが、ようやく納品できそうです。
杢目の効いた引き出し前板が自慢です。

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追い込みの塗装やら、引き出し調整やらの合間にこれを準備していました。
漆塗りの風呂(室)の構造材です。h/900*/700*d/450を2段重ねした
サイズになります。
材はタモ。

大物が片付きそうなので、小休止というか、自家用の什器備品系をチャチャっと
やっつけてしまいます。

実は今月から「漆教室」に通い始めたんです。
いつか木工機械を使うのが億劫になってきたとき(多分きっとそうなる)、
手作業でできる小品を作るときの必須の技能だと、前から思っていました。

10年ぐらい前から、瀬戸内海を渡った香川県高松市に漆教室があるのは
解っていたんですが、毎回高速道路と瀬戸大橋を渡って、往復1万円強の
交通費を使って通うのは、いくら何でも非現実的と諦めていました。

年が明けてからネット検索していて、偶然車で30分程の隣町に教室が
あることが判明。すかさず申し込みして入塾したわけなんです。

最初の教室の時、「先生、風呂を見せてくださいな。」とお願いしたところ、
「もう30年以上経つから、ボロボロじゃけどなあ」と言いながら見せて
頂いた風呂。「わしらは風呂とは言わんなあ。わしの先生が<ムロ>と
言うとったんで、これはムロです。」
と言いながら、見せてくれました。
下段は常温で湿気だけ与えるためのムロ。上段が温度と湿度を与えるための
ムロ、という2段構造になっていました。

「上塗りの時最初に温度を上げてしまうと、急激に乾燥しすぎて表面に
皺が入るので、常温乾燥室が必須です。季節にもよるが、12〜24時間は
下に入れて置き、頃合いを見計らって上に移します。」

ということで、早速本格的な「ムロ」を作ろうって訳です。

いや、なかなか面白そうなんで、周辺の備品や道具類を完備し、逃げ出せない様に
縛りを入れて置こうって算段ですがね。
構造材は使い道のあまり無いタモで30X42角でがっちり組みます。
内張りには桧の無塗装の床材(近所のHCで売ってたのを見つけてあります。)、
真ん中に発泡スチロールを挟んで、外壁は6mmのシナべニア合板にします。
塗装はしません。
また完成したら紹介します。

DSCN0117.JPG

材木置き場からこんなものを引き出して来ました。
入手して10年近くになる栗材。厚みは40mm位ありますが、かなり波打っている
ので25mmぐらいにしか上がらないでしょう。

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外作業場で大胆にカットして・・・・

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こうなりました。
かなり派手な杢が対角線上に走っています。
写真は木目がはっきりするよう、水で濡らしてあります。
漆を掛けると多分こういう感じになるでしょう。
最初の教室の時、「何か塗りたいものを持ってきましたか?」と
言われたので、思案した挙句に作り始めた訳です。
キャビネット製作の合間に少しづつすすめて、

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こうなりました。
4隅から中央に向かってなだらかなカーブを描いて窪んでいます。
4辺も少しだけ中窪み、裏は辺から65mm入った位置から同じように
カーブを描いて立ち上がっています。

こいつに拭き漆を掛けてみようと思います。

DSCN0125.JPG
しかし、栗ってすごいね。
平面出しで横摺りに使った替刃式の鉋が真っ黒になってます。
上の方の写真で、水に濡らしたのを、その右にある仕上げ用の鉋で削ったんですが、
もっと酷い状態で、刃もボロボロに欠けてしまいました。

DSCN0131.JPG
2回目の成果と宿題。
右の長めのへらが教室で作ったもの。切り出しを使って1時間半掛かりました。
「全体の弾力で力を分散するように」ということで、途中何度かチェックして
貰いながら一心不乱に作ってこの時間です。
削っているのを横目で見ながら、突然「はい、そこでやめて」
そのあと最後の仕上げのしかたをレクチャーしてもらって終わり。

その左の8分の刷毛の仕込みに30分。
2回目はそれで全てです。
3番目の2寸の刷毛と、その左の5本のへらは次回までの宿題です。
今度は鉋を駆使して全部で1時間半で終わりました。
先の方は2mm位まで追い込むので、作業にはちょっとした工夫が要りますが、
鉋ってすごい道具ですよね。
一番左は材料の残りですが、他の物を作るのに取っておくように言われて
います。
材は木曽桧。300*300の柾目の薄板を1坪って言うそうです。
写真は半坪分です。

もう一つ宿題があって、刷毛2本に生漆を塗ってこいって言うんです。
どういう風にやれっていうアドバイスは一切なし。
「風呂、じゃなかったムロが出来てないんですが。」
「ああ、段ボールでもなんでもええ。」でおしまい。
あ、そう、自分で考えてやれって事ね。ハイハイ、わかりましたよ。

                       乞うご期待

 
【2016.03.16 Wednesday 20:45】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(5) | trackbacks(0) | -
定例の休暇
先週の水曜日から1週間、定例のタイ旅行でした。

バンコク中心部から120Km位南東にある「Laemchabanng  Golf  and Resort」
っていう、お気に入りのゴルフ場に空港から直行。
いつものコースでいつものようにゴルフをし、食べ、飲み、マッサージを頼んで
休暇を満喫しました。

12016レムチャバン.jpg

到着翌日のスタートホール。ここで3つある9ホールの内、一番難しいCコース
からスタート。
何故か解らないけれども、奇跡的に40台前半で上がり大満足。
まだまだ、やればできるんだ〜〜〜と叫びたい気分でした。

22016レムチャバン.jpg

でも、次の易しいハーフはボロボロ。
夕方リベンジでナイターゴルフに挑戦。
向こうの方に小さな太陽が見えていますが、肉眼とは全く違います。
本当はもっと真っ赤な、大きな姿に見えてました。

32016レムチャバン.jpg
途中の茶店の光景。
コースがクロスする位置にあるので混雑するのですが、これは異様です。

52016レムチャバン.jpg
悪い予感が的中。
次のホールに行くと、大人数がグリーン上に。
写真にはキャディ3人と客4人が写ってますが、既にグリーンを終わった
客が2名右の方に居ます。
ヘタなのはいいよ、スロープレイ・大きな声・後ろの組を気にしない態度
・無駄な素振り・プレイ終了後のグリーン上での会話 等々、君たち
には公衆道徳という観念が欠如しとるとしか思えんがなあ。
いや、近親憎悪やら下らぬ偏見で言っておるんじゃないよ、親愛なる
韓国人諸君。
スタート時点で前に韓国人グループがいると、キャディーマスターが
必ず前にスタート順を変えてくれるのはどういう事か解るよね。
反省してくれたまえ・・・なんてことを考えながら、全打席待たされ
て、結果はボロボロでした。
このホールで打ち込んでやる勇気が持てなかったワタクシが馬鹿でした。


62016レムチャバン.jpg
翌朝は1番スタート。
朝靄の中でスタートし、これは2番ホールの光景です。
太陽はやっぱりうまく映っていません。
昨晩同様、深いオレンジ色の大きな太陽だったんですけれども・・・。

次の日もゴルフ。
タイ人の好敵手、スポッチ君が馳せ参じてくれて、楽しく・シビアに
1ラウンド。久々の圧勝で気分も高揚しました。

到着から3日間で3.5ラウンド消化。
毎日マッサージを呼びましたが、身体は疲れ切っています。

遊ぶ時は死に物狂いで遊ぶのがOYA-G流なんです。
楽しかったよ。

山ちゃん.jpg
バンコク中心部でこんな店を発見。
「世界の山ちゃん」じゃないですか。ここは、いけない日本人の親爺と
いけないタイ娘のメッカ=タニア通りです。
ここにも出したんだ?!!
22016チャイナタウン.jpg

ここはチャイナタウンの真ん中。
有名なフカヒレのお店です。
バンコクのフカヒレ料理発祥の店として有名なんですと。
満足!!

12016チャイナタウン.jpg

14日ですが、ここはまだ旧正月気分が抜けていません。(旧正月は8日)
おねーさんは偶然写ってしまっただけで、関係ありません。
(アンパさん、ごめんね)
で、昨晩日本に帰ってきました。
今日からまた、いつもの肉体労働に従事しています。

同じ時期に同じところに行って遊ぶのは、精神的にとてもリラックスできます。
そう、ルーティーンワークっていうのはこういう事を言うんですね。
 
                         おわり。
 
【2016.02.17 Wednesday 21:12】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
納品に行ってきたよ
先週の金・土と1泊2日で、滋賀県まで納品に行ってきました。
自宅からの距離は310km。殆どが高速と自動車専用道なので、
ノンストップで片道3時間20分程でした。

「ラシーヌホーム針江」っていう、ホテル・レストラン・
ジーンズショップ・お風呂などを備えた施設なんですが、その施設の
新しい客室用に受注した家具類を納品したんです。

琵琶湖でのサーフィンや水泳、釣り、冬のスキーなど、アウトドア系が
好きな人には良いんじゃないだろうか。
割安の宿泊費とリーズナブルな価格のレストランが魅力ですね。
宿泊者は24時間お風呂入り放題の特典?もあります。
興味のある人はホームページで見てください。
DSCN0097.JPG

前に来た時にはくい打ちだけしてあった更地だったんですが、新しい宿泊棟が完成間近でした。
2階右側の部屋だけが内装まで完了しており、ここに4部屋分の受注品を持ち込みました。

DSCN0094.JPG

窓側の縁側にテーブルと椅子をセット。

あ、椅子は座編み椅子です。解る人には解ると思うけれども、愛知県のプロの家具作家
が考案したものを、無断でコピーしたものです。
これを見てしまうと、板座の椅子なんか作る気になれないんです。
軽くて座り心地が良く、ペーパーコードみたいにヘタラないので、定期的に
張り替える必要がありません。
スイマセン、堪忍してちょう! そのうちパテント料払いに行きますから。
今まで告白する勇気が無かったんですが、黙って窃盗を働いている様で気分が
落ち着かなかったです。
テープも(多分)同じ物だと思います。僕のはちゃんと紙管に巻いたもので、
枷のままじゃないんで扱いは簡単です。入手価格も2000円未満(100m)です。
どうやって入手したかって? 
現役時代の副資材業者に依頼すれば簡単に入手できます。
そう、これは服飾品の副資材なんです。

DSCN0093.JPG

廊下の突き当りに織物の額装を掛けました。

DSCN0092.JPG

8畳の和室の入り口側にインディゴ染の掛け時計。

DSCN0095.JPG

床の間に残り3室分の小物類を置いて納品完了。

夜はおいしい日本酒とシシ鍋で宴会しながら営業活動。

「時計だけど、お客さんに売っても良いかなあ?」
「そら、売るのは勝手だけど、委託はしないよ。あんたが注文くれて、納品時点で
 払ってくれるなら何個でも作るよ。」
「今回買ったぐらいの値段で売りたいんで、いくらか安くならんかなあ。」
「馬鹿言うんじゃありませんよ。何も俺が売ってくれって頼んだわけじゃないんだから
 ビタ1文まかりません。」
・・・・・
15分後
「ま、5個まとめて注文くれるんなら2割ぐらいまけてもいいけど、どうする?」
「しゃあない、じゃあ5個注文します。」

「ところで、和室の床の間だけど、何にも無いって訳にはいかんよねえ。
 まさか掛け軸なんか掛けるんじゃないだろうね。」
「いや、どうするか考えてんねん。(この人神戸生まれ)」
「ま、壁面は考えるとして、花は必須じゃろうね。そうすると洒落た花台が
いるなあ。あ、花台ったって変な木目やら皮付きのいかにもっていうんじゃなくって、  
飽く迄<モダン>な奴ね。」
「いや、モダンなあ。俺もそう思うててん。」
「ちょっと試作して写真送るから、気に入ったら作らせてね。4個だよね。」
「うん、もちろん4個。それも頼むわ。」

てな具合で針江の夜は更けてゆくのでありました。

DSCN0089.JPG
こないだの続きですが、一番上の棚が完成しました。
棚板は1枚で可動式です。
この後塗装してから棚受け金具を装填して完成です。

DSCN0091.JPG

隙間の開いていた部分のリペア。ピンボケですがどの部分か解るよね。
これは底部分なので通常目に触れない部分なので、ラッキーでした。

                                 おしまい。




 
【2016.02.07 Sunday 20:14】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(3) | trackbacks(0) | -
小ネタ
25日から年末モードに入っています。
先ずはある人の小さな事務所の背の低いロッカーの上に置いてある
FAXを載せて少し位置を上げるための台。
FAXの紙が出てくる位置が事務机に座った時手元に近い位置になるので
不便なんですと。
頼まれたのは2か月半ほど前のことなんですが、こういう什器備品系は
なかなか作る気になれないので放置していました。
作り始めれば簡単で実働1日ぐらいでできてしまいます。
工房の片づけをしながらやっつけました。

工房の大掃除は29日にするつもりですが、その前に工房内のあちこちに
散乱している端材を捨てるものとキープするものに分けて整理しなければ
なりません。 これが結構な手間なんです。


端材の整理と並行して、年明けに作る予定の時計の準備。
カーリーとバーズアイのメイプルのべニア(0.3mm)を、4mm厚のシナべニアにのり付け
します。
キープ分も含めて5個。これで手持ちのべニアが無くなりましたので、追加注文しておきました。
あ、時計のムーブメントと針セットも6組注文してあります。



インディゴで染めた状態。 染めると言っても刷毛で塗りつけるだけなので簡単です。
左上のカーリーと、一番右側のバーズアイの色乗りが悪いようですので、一度乾燥させた後
2回目の染が必要です。
同じロールから切り分けたんですが、こういう事はしょっちゅう起きます。
理由は解りません。

ついでにもう一つ。


文房具屋で買ってきたOLFAのカット用コンパス。このままでは60mmが最大弧なので
私の用途には不向きです。
先ずはお尻の部分を切り取って支点用の針のパーツを外し、その辺に転がっていたチェリーの
端材でスライドできる竿を作ってセット。

小さな端材にホゾ穴を掘ってカッター部分を差し込み、


逆側にさっきの竿を差し込んで完成。
これで430mmまでの弧が切り出せます。所要時間1時間弱。満足です。
何に使うかは来年のお楽しみです。

しかし、こういう事を取り留めも無くやってる時間が一番楽しいですね。
ちょっとした頭の体操にもなるし。

      
 
【2015.12.27 Sunday 08:27】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(0) | trackbacks(0) | -
木楽亭の1年
予告通り1年の総括です。

1. 労働条件
    タイ旅行7日間、沖縄が5日と4日の2回で9日間、1泊旅行が3回6日間、
    日帰りの外出4日間、馬鹿爺いどもとの麻雀で9日間、山陰への釣行3日間、
    家事やら義理事で6日間、日中に催しごとへの参加が5日間、北九州の重要会議
    (単なる飲み会だけどね)で4日間、その他の休日7日間。
    全部足しても60日です。
    それ以外の日は全て工房で木工をしていましたので、年間労働日数305日と
    いうことになります。ブラックまではいかないだろうけれども、濃いグレーの
    労働に従事した1年でありました。
2. 作ったもの(長いですから適当に斜め読みをお勧めします。)
    1) キャビネットテレビ台(チェリーの板組み)
          天秤差しに挑戦=まあ70点かな
    2) 壁際に置く奥行き46センチの作業テーブル2台=メイプル
    3) 作業台兼食卓用の1000*2000*730の大きなタモのテーブル。
    4) そのテーブル用の座編み椅子(チェリー)6脚。
    5) 少し背の高いキッチンカウンター用のスツール2脚=メイプル
    6) 1)用の通常座高のスツール2脚(チェリー*メイプル)
    7) 糸繰り機用の背もたれ付スツール(これは椅子って言うんじゃああるまいか)
      1脚。
    8) 手織り織機(高機)用のベンチ=チェリー
    9) 織機の経糸を掛けておく大管立てを収納する大型の枠=メイプル
    10)室内物干し兼用の陳列スタンド2台=メイプル+ステンレスパイプ。
    11)玄関用プチベンチ。
    12)開放型食器棚 1400*1600*350 グラスハンガー付き=メイプル
    13)整理棚 1200*900*360 2台=メイプル
    14)整理棚 1200*1200*360 =メイプル
    15)壁掛け時計 2つ
            以上 25点は同じ施主
    15)700*500*400の小振りなチェスト=チェリー
    16)お雛様用寿司ネタじゃなかった、人形ケース。
    17)絶対寿司ネタなんかを入れてもらっては困る、結納の爺婆を入れる
      人形ケース。
    18)電話代兼用収納台=チェリー
    19)肘掛付き座椅子(座高27cm)=チェリー
    20)子供椅子=シンプルさん仕様=チェリー
    21)やりたくなかったパイン材の食器棚
    22)小ぶりなローテーブル5台+36センチ座高の肘掛椅子10脚。
    
    以上の47点プラスおまけの小物11点で全てです。
                  疲れたわあ・・・・・・

    あ、忘れてた。 郵便受けも作ったんだもんね。

3.  お金の出入りのこと。

   1)粗収入(売上高のことね) 180万
   2)原材料費          60万
   3)その他材料費        25万
     半分以上が「木固めエース」と専用シンナーです。
     その他は消耗品。
   4)水道光熱費等(交通費含む) 25万
   5)機械工具等の消耗品(減価償却を除く) 5万

   という訳で、営業総損益は65万でした。

   ただし、未収金が40万。材料購入が95万。(在庫が増えてます)
   道楽に近い工具・道具購入が18万なので、キャッシュフローでは88万のマイナスです。
   こんなことで良いんだろうか・・・・・。
   12月10日に北九州の仲間たちにこの話をしたら、「馬鹿だなあ、
   最低でも値段を倍にしなきゃあやっていけないよ。」と言われてしまいました。

4. 結論

   1年間脇目も振らずに木工に専念しましたが、実に楽しかったです。
   肉体的にはつらい事もありましたが、大分慣れてきました。
   何より精神的ストレスが無いので、毎日が飛ぶように過ぎていきます。
   この状態であと50年を過ごせたら良かろうかと思う今日今頃で御座います。

                           かしこ
【2015.12.26 Saturday 20:30】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
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