OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
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背筋が寒くなる
 

事故はこいつで起きました。 ついこの間UPした、玄関ドアの解体作業で、
ドアの鏡部分の「レイズドパネル」部分を、再利用できる所だけカットしようと
した時です。
厚40mmの分厚くて小さい部材にカットしようとしていました。

使った機械は、スライド丸鋸です。 こういう小さな部材は、カット中に部材が動いて
キックバックを喰らう確立が高いのは経験上わかっていました・

今回は堅木で、厚みもあるので危険度が高く、固定用のJIGを作れば良かった
のですが、ついつい横着をして、左手で抑えてカットするという安易な事をやって
しまいました。

「バン」 という音がして、即刻右手のスイッチを離しました。 ブレーキ性能が良いので
鋸刃の回転はすぐに止まります。

「やっぱりなあ」と思いながら、確認のために鋸刃を空転させてみてギョッとしました。
鋸刃が大きく揺らいでいます。

即刻鋸刃を取り外して点検して、背筋が寒くなりました。



この写真は、上の材を裏返して逆側から見たものです。 2面は何とかカット
できています。 手前側短辺をフェンスに押し付け、右側長手をカットしようと
していました。
その時、抑えていた左手が鋸刃に近づくのを怖がって緩んだようです。
鋸刃の回転が少し落ちるぐらいのストレスが掛かっているときに、材が動いたので
大きな力で反発したようです。



鋸刃が1箇所破断しています。 チップが飛んだのではなく、完全な本体破断です。
大捜査網を敷いて捜索した甲斐もなく、破断部分はいまだに行方不明です。
前回使用後にヤニ取りをして刃の状態は確認してあったので、今回の事故で
飛んだのに違いありません。



本体部分をチェックしました。 下側の矢印部分、風切り音や振動防止のスリット
の始点から亀裂が走っています。
上側矢印の部分には、長い、直線状のひび割れもありました。



作業台に置いてみると、全体が大きくひずんでいるようです。

幸い怪我はしませんでしたが、あのひび割れ部分がもう少しダメージを
受けて、鋸刃本体が大きく破断して飛散いたらどうなる????
頭に破片が当たっても、ショックを緩和する髪の毛は残り少ない!!

回転の軸方向正面から身体をずらしてはいましたが、右手でスイッチと
ハンドル操作をする以上、軸線上に身体の1部が掛かる事は避けられません。
しかも、鋸刃の破片が軸線上を飛ぶ保障はありません。
鋭い破片が心臓に届かないと誰が保障してくれる?

テーブルソーのときは必ず付けているポリカーボネイトのフェイスマスクも
付けていません。小さな破片が目に突き刺さったら失明は確実。

どれほど深刻なダメージを受けていても不思議ではありません。

一度深刻な事故を起こして以来、安全には十分な留意をしてきたつもりでしたが、
これではどうしようもありません。
客観的に点数をつければ、0点以下。 そもそも危険を承知で作業に入るなど
もっての外としか言いようがありません。
怪我をしなかったのは単なる偶然です。

しばらくの間ショックで唇が震えていました。

思うに、多少のキックバックは起きて当然という傲慢な気分があったようです。

木工をする資格無しと思い決めて、やめてしまおうかしら?嗚呼・・・嗚呼・・・嗚呼。



予告編です。 この間の干し海老、瀬戸内海産をほんの少しGETしました。
前の熊本産と食べ比べて、良ければ追加発注します。
色・形は熊本産が優勢です。私の味覚の記憶に間違いなければ、瀬戸内海産
が味で優位のはずなのですが・・・・。明日レポートします。





【2009.08.18 Tuesday 22:26】 author : OYA-G | 事故報告 | comments(8) | trackbacks(0) | -
コメント
斎田さん(皆さんも)、お叱り身に滲みます。脳天気な私のことですから、今は猛反省していますがそのうち又・・・・。 そのためにもこいつは工房の一番目に付くところに飾っておく事にしました。

一度は捨てる気になったパネル部分ですが、松本さんがお勧めのバンドソーでトライすることにしました。捨てるのはもったいないです、やっぱり。
【2009/08/22 9:22 AM】 OYA-G |
危なかったですね。

チップソーがこれほど破損した例は初めて見ました。
ご無事でなによりです。

一度危ない想いをすると怖さが身にしみて次からは慎重になりますよね。
僕は以前カッター刃で左手中指の先を削ってからカッター刃がすごく怖くなり、危険な作業方法はしなくなりました。

僕の知り合いでテーブルソーのキックバックで飛んだ端材で右手に大怪我した人がいますが、それ以後安全には人一倍気を配り、慎重な作業をするようになったと言ってました。

OYA-Gさんもより安全な作業に心がけてください。
ご自分のため、ご家族のため。
【2009/08/21 9:13 PM】 齋田 |
皆さん、コメント有難うございます。白状しちゃいますが、最初の頃はちゃんと押さえのクランプを掛けてやっていました。小さな材をカットすることも、怖くてしませんでした。
そのうち横着になって、長ものの横切りを手だけで押さえ、小さな部材もカットするようになっていたんです。
近所の伝統工芸師のジイサンが、「まあ、機械に慣れた頃に怪我をするもんじゃ。ワシの仲間で指が10本付いとる奴はおらん。」と言っていたのを思い出しました。
akanthogobiushou法遵守でいきます。
もうしませんから許して〜〜〜。
【2009/08/20 9:57 AM】 OYA-G |
スライド丸ノコは私にとってはとても高価なので、ヤフオクで中古を数台乗り換えていますが、押さえクランプが付いていた試しがありません。

私自身は、基準面の出ていない荒材や、押さえるのが怖いような小さい材料にはスライド丸ノコは使いませんので、その点で難を逃れていたのだと思います。

早いうちにホームセンターに寄って、部品の取り寄せをお願いしようと思います。

えらく反省されていますが、「刃が一枚ダメになっちゃった。アハハ・・・」で済ませなかったOYA-Gさんの危険に対する感受性は、評価されるべきだと思います。木工やめてしまうことはないと思います!(やめないと思うけど。)
【2009/08/19 11:33 PM】 forest |
OYA−Gさん こんばんは。
運よく怪我がなくて良かったですね。
手で直接送ると私の二の舞になりますよ。
現在の私は手で直接送ることは厳禁しているので、それ以後全くヒヤリはありません。
カタログ写真やブログで手で送っている写真を見るとゾッとします。
熊本産対瀬戸内海産、はたしてどちらに軍配が上がりますか楽しみです。
【2009/08/19 9:25 PM】 isuakira |
これならバンドソーでばっちりです。
OYA-Gさん、持ってなかった?
【2009/08/19 5:58 PM】 松本 |
体が無事で何よりでした。

今更何を言っても遅いですが、スライドソー
で材を手で押さえるのは厳禁です。
付属の材料押さえクランプが掛からない大きさの物はカットをあきらめてください。
スライドソーの材を乗せる所に手のマークに
Xの付いたシールが貼ってありませんか?

この大きさの材だと手押しも自動も無理ですね。手工具のみですね。

近くに機械の基本操作を教えてくれる人が
いると良いのですが。
【2009/08/19 11:37 AM】 acanthogobius |
こんばんは〜

スライドソーで縦挽きしてしまったんですね〜?
材料が小さいうえに縦挽きは抵抗が大きいので引き込まれたのでしょう。
材が大きくて両側のフェンスにしっかりとかかっていれば問題はなかったかもしれませんね。

私も良く刃がしっかり回転しないうちに切ろうとしたりします。
危険ですね〜!私も気お付けようっと。

かえって小物カットはテーブルソーでジグを使いカットしたほうが安全だと思いますよ!?

怪我がなく何よりです。^^;
【2009/08/18 11:12 PM】 田中 |
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