OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
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報告しまっす!! 4
tosimさんの要請が気がかりだったので、今日の午前中はバンドソー
関係で時間を使ってしまいました。

IMGP4796.JPG
まずはご要望のあった200mmのテストカット。材は堅くもなく柔らかくも
なくっていう、「ハン」の20センチ厚。 前に2mm厚に挽いて名刺に使っていた
材です。
このあいだの穴あきレンガの錘では全く切れ進まないので、手で押しました。
25秒で133mm。まあまあ切れてるって感じです。カットラインは真っ直ぐです。

IMGP4797.JPG
続いて刃をチップソーに替えて同じ時間カット。2x材の40mm弱と比べると、
差は大きくt縮小していますが、チップソーの場合は少し押す力が強くなってしまった
感触がありますので、5倍弱の差が2倍弱に縮小したっていう感じです。
切り口はチップソーの方が均一です。

200mmでこういう硬さの木を挽くなら、チップソーの方を選択するって意見も
あるでしょうが、何しろ値段が違いすぎます。 4倍近いお金を払う様な利点は
無いと思います。そんなことするなら、レギュラー刃を2本買っておいて、
切れ味が落ちたら研ぎに出す方が良いでしょ。

この後丸鋸刃3枚を持って例の機械屋さんに直行。

「え〜〜っと、これ研ぎに出してほしい。それと、こないだ新調した帯鋸の
 刃なんだけど、今度は違う種類の奴を新調したい。刃幅75mmで総長285センチ。
 リョービの320mm用なんだけどわかるよね。俺じゃなくって仲間のなんだけど、
 取りあえず見積もりして頂戴な。」
「ところで、このあいだ帯鋸刃を受け取りに来た時、<研ぎ屋がチップソーを一目見て
 「これは切れんじゃろう」>って言ったと聞いたんだけど、どうしても理由が知りたいんで
電話して聞いてもらえんかなあ。」
「はい、わかりました。 ・・・このあいだのお客さんが、なんで一目で切れないと言った
か理由を知りたいんだって、え、近所に出かける用事があるんで5~6分待ってもらえたら
こっちに寄る? どうします、お客さん・」
「あ、待ちます待ちます。」

「え〜と、理由は2つあってですねえ、1つ目は腹側、わかるかなあ、内側の方ね、
 そこの部分が全然ダメなんですね。 腹の底から刃先に向かっては、真っ直ぐなって
 るのが普通なんですが、あれは腹ボテになってたんです。すり減って中凹みになった
 砥石で研いだと思います。ダイアブリックで修正しながら研ぐんですが、そういう
 事をしてないと思います。しかも、普通僕らは機械をセットしてやるんで、刃の
 角度は基本的に揃うんですが、あれはバラバラだったです。手作業で見当でやってると
 思うんですが、ちょっと信じられないです。
 え?腹ボテだとなんで切れないかって? 刃先が切ろうとして食い込んだ直後に
 腹が当たって邪魔するんですねえ。
 大袈裟に言えば刃先が木に食い込む前に腹が当たってるってことです。
 2つ目はですねえ、チップの角度がいい加減すぎます。 普通刃先は27〜30度
 ぐらいにするんですが(え、鉋や鑿と同じだって、お客さん解ってますねえ)
 、元々の鋼部分の角度がバラバラな上に、チップの角度が悪すぎます。
 刃によっては50度以上のがあるし、まあ平均で精々40度ってところじゃ
 ないでしょうか。 あれで切れたら不思議ってものです。
 え?あれで2万円以上ですか? ま、悪い女に引っかかったと思いなさいな。」

IMGP4798.JPG

う〜〜ん、確かになあ。これって垂直方向に対して80度以上あるんじゃないの?
ベースの刃が垂線に対して30度ってのは一つも無いです。

ショックついでにもう一つ。

「え?ああリョービの半ステ? あれは絶対に切れないです。保証します。
 ステライトって、私はお勧めしませんが、どうしてもって言うんなら
 全ステじゃなきゃ意味がありません。全ステだと高くなるんで、ああいう
 半ステみたいなものを考えたんでしょうが、売ってる奴らも解ってると
思いますよ。標準装備にしてるのは、多分時流に流されて大量に作ったんでしょうね。
在庫があるからじゃないですか?追加注文は来ないでしょうから。
私の客であれを使ってる人はいませんね。」

デ・ス・ト・・・・・・。

どう?ご期待に沿えましたでしょうか? tosimsさん?

ちょっと疲れてきたけど、頑張るド!

IMGP4792.JPG

次は治具ネタ。
ご覧のとおり、テーブルソー用ナンチャッテ レイズドパネル治具です。
私のテーブルソーは右傾斜なんで、スライドテーブルを付けると本来のフェンスを
刃の左には移動できません。
で、前回のホゾ切り治具と同じ発想で、すぐに作れていつでも捨てられる簡単
治具を作りました。

IMGP4789.JPG
先ずはベースになる第1パーツ。 50センチ四方ぐらいの大きさです。
IMGP4790.JPG

こいつを希望の角度に1カット。今回は13度です。
次に違う角度を作りたいときは、ベースをちょっと右に送って同じように
1カットすれば良いので、何回かは使いまわせます。
IMGP4791.JPG
第2パーツがこれ。基本的には前回のと同じ考え方ですが、扱う材が幅広
なので、その分だけフェンス部分が大きくなっています。

動きがスムースなので、以前の様に焦げる事は無くなったようです。
クランピングにもう一工夫要るようですが、使えると認めます。
IMGP4793.JPG


加工が終わった12枚の鏡板。 加工時間は途中休憩を含めて45分ぐらい
です。

          報告しまっす!!はこの辺で終わらせて頂きまっす!!
【2014.12.22 Monday 21:40】 author : OYA-G | 新道具箱(木工機械編) | comments(6) | trackbacks(0) | -
コメント
あけましておめでとうございます

昨年は 工房訪問とっても楽しかったです。またいつも北九州まで来て頂き感謝です。
皆で工房訪問など木工旅行に行きたいですね。
ともあれ今年もまたネットで、リアルで楽しい木交流よろしくおねがいしま〜す。


【2015/01/01 9:39 AM】 のほほん |
acanthogobiusさん、これは行きがかり上のあれこれなんであって、多分20センチをいきなりバンドソーでは挽かないと思います。
テーブルソーで5センチづつ追い込んで、真ん中の10センチを挽くっていうのが現実的な使い方になると思います。
海外の刃のいい加減さは、私も初めて経験しました。びっくりしたんで、研ぎ屋にその旨申し伝えたところ、「クレームすりゃあ良いじゃないの。」ですと。
来楽なもんですよ。
【2014/12/23 7:26 PM】 OYA-G |
松本さん、心配ご無用。型番も覚えてたんで、それも伝えてあります。320mmってのは最大挽割り幅で、「道具道楽」の商品名もそうなってます。日本ではホイール径より挽割り幅で言う方が普通みたいですね。
昨日既に見積もり依頼済みです。明日には連絡があると思います。
【2014/12/23 7:20 PM】 OYA-G |
報告、ご苦労様でした。
私はの環境からすると20センチが一発で切断できるのは羨ましい限りです。
長い距離を切断しようとすると、材の中で刃が湾曲してしまって、大幅にロスがでることが多いです。
しかし、向こうの刃は本当にそんなにいいかげんなんでしょうか? まあ、切れないんだから仕方ないですね。
【2014/12/23 8:26 AM】 acanthogobius |
レイズドについて
Rをつけたい時は、こんなやり方もあります。
http://blogs.yahoo.co.jp/toshim11/19854503.html
【2014/12/23 12:27 AM】 松本 |
200mm高さになると一段と切れなくなるのがわかったでしょう。テストありがとうございます。条件が違うのでちょっと比較は出来ませんが私の方が若干切れなそうです。

で私の刃の情報で間違いが1つ。バンドソーは320mmではなく400mmです。16インチですので。ついでにいえばリョービのBS-401Nです。よろしく。

切れない理由ありがとうございました。でもその理由はOYA-Gさんのブレードだけに該当し、私には該当しないです。私のリョービの半ステライトは二つの理由のどちらもクリアしてますよ。腹から水平に刃先に向かってるし、まあ角度が30から40位です。でも木に食い込む時の考え方が、手かんなのすくい角とは違って、腹が水平になっているので、30度でも50度でも80度でも関係無いと思うけど。

とすると、二つの理由からではリョービの半ステライトが絶対切れないと言うのがまたまたわかりません。
ちょっと気になりますが、まあ、あえて聞かなくても良いですよ。

それより、では切れる刃を見積もってくださいと、伝えてください。リョービの16インチ用で長さ2850mmで刃幅が約75mm。お手数おかけしますがよろしく。
【2014/12/23 12:12 AM】 松本 |
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