OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
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漆修行=その後

DSCN0281.JPG

漆教室に通い始めて半年になりますが、最初の拭き漆の教材に選んだ

栗杢の角皿がようやく完成しました。

最後の仕上げの段階で、途中工程でのミスが発覚し、2度やり直して

何とか完成しました。

家具の塗装と一緒で、木地づくりと、塗装工程での手抜きや不注意が

最後まで尾を引きますね。

 

DSCN0282.JPG

こっちは2枚目。これは不合格。

エンジュの材ですが、木地段階では順目側と逆目側で光の反射が違うのが

面白いと思たのですが、漆を吸うと面白みに欠ける結果となりました。

練習と思って最後までやりましたが、ゴミ箱行きかなあ・・・。

 

DSCN0279.JPG

右上が3枚目の角皿。拭き漆の一応の完成形とすべく生地作りから慎重を期しましたが、

思わぬ障害に遭遇して難航しました。

材は国産のカエデの泡杢の板なんですが、最初の下地漆を塗った段階で、杢周辺の導管

が異様に吸い込みが激しく、杢が消えてブチハイエナの模様みたいになってしまいました。

全体にも黒ずんで、全く駄目だったのです。

師匠と相談の上、全て削り落として一からやり直し。

最初の下地漆から3回目までは仕上げ用の「伊勢早」を使ってみました。

クーラーを最強にして室温を20度まで下げ、乾燥を遅らせてみましたが、

結果はセーフ。 物になりそうで安心しました。

4回目以降は元の下地漆(中国産)に戻して、今6回目が終わったところですが、

色は黒ずんで来ません。泡杢もちゃんと残っています。

下段の黒いのは銘々皿。

下地固めをしてから布着せ・地錆漆3回・地固めの拭き漆・錆漆3回・拭き漆と

進んで、黒漆の1回目まで進んで来ました。

 

DSCN0280.JPG

こっちは麻雀のチップ入れ。さっきと同じ工程ですが、こっちは錆漆1回目まで。

思っていたより煩雑な作業で、朝晩の片手間仕事ではなかなか前に進みません。

従って技量も上がって行かないのがもどかしいです。

 

DSCN0278.JPG

漆の腕は上がりませんが、こっちの方はだいぶ上手になりました。

今までに作ったヘラ。25本ありますが、1本作るのに要する時間は10分足らず。

大量に作ってネット通販でもするかなあ。

あ、手元側に色が塗ってあるのは、標準に比べて堅目のものと、柔らかめの物を

識別するための目印です。

 

DSCN0269.JPG

これ、なんだかわかりますか?

ひげクジラの、ひげの根元の部分です。

DSCN0270.JPG

へら状にカットして砥石で研いでやります。

最初は1000番で鎬を付け、この後2000番で刃を付けます。カルシウムの塊なんで、

白い研ぎ汁が出ます。

 

DSCN0272.JPG

完成です。 15センチで大小2本。鎬角35度ぐらいで片刃仕立てにしました。

端っこにはみ出た余分な漆をこそげ落とすのに使います。

材料はあと2本分ありますが、残りは師匠の評価を聞いてからです。

 

次の半年ではもう少し進歩したいものです。

 

 

 

【2016.08.21 Sunday 07:18】 author : OYA-G | | comments(2) | trackbacks(0) | -
コメント
プラスチックのヘラは、うちの師匠は認めないと思います。地錆用の堅めの仕立てのへらより硬いんじゃないかしら?
先に錆漆で目止め?内緒でやってみよっと。
【2016/08/23 7:08 PM】 OYA-G |
私が教わった先生の所では基本プラスチックヘラ
でしたので、ヘラを作った事はありませんでした。プラスチックの弾力性も捨てがたいですよ。
最初に生漆を塗らずに、錆漆で目止めをしてしまうと、あまり黒くなりません。
拭き漆らしくないですけどね。
【2016/08/21 8:40 PM】 acanthogobius |
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