もう10年近く使い倒している替刃式鉋「越翁」。
替刃式にありがちな鉋枕を回避するために、刃先は500Rに
なっていて、切れ味もよく長切れもするので、手放せない道具です。
手垢まみれのきちゃない姿が恥ずかしいです。

謳い文句は「超仕上げ鉋」っていうんですが、これは購入当初から
疑問符が付いていました。
何しろ刃口が1.5〜2mmも開いていました。
出入りの棟梁に見せましたが、ふっと目をそらして薄笑いしたのを
記憶しています。
でもまあ、中仕込として使うには重宝だったので、今まで不満なく使ってきました。
先日下端調整をしていて、ふと思い立って口埋めをしてみました。

刃口は0.1〜0.2mmの間ぐらいです。

前から気づいていましたが、台に対して刃の出は直角にはなっていません。
ま、削りにはさして影響ないって事なんでしょうね。
台付きで購入した鉋の内、4割ぐらいはどちらかに傾いてますね。
口埋めの時、無造作にやるとこういう事態に対処できなくなります。
で、結果ですが、本当に「超仕上げ」になっちゃいました。
私の場合、引き出しの中子にはHCで売っている「ホワイトファー」を
使うのが通例です。
1.いつでも必要なだけ入手できる。
2.通直な柾目で狂いが少ない。
3.色が白く爽やかな印象がある。
というのが主な理由ですが、難点が一つだけあるんです。
それは、全身これ「杉の白太」状態で、研ぎの甘い鉋では
順目方向に鉋掛けしても微細な掘れが出てしまうんです。
何という事でしょう、越翁君、軽々とクリアーしてしまいました。
鉋刃の研ぎは杉の白太が仕上げられるかどうかというのが分岐点
っていうんですが(知ってるよね)、びっくりしました。
薄削りには刃口の狭さが必須とはわかっていたんですが、
やってみるもんですねえ。
遅々として進まないバービーちゃんの陳列用チェストですが、上部の骨格の
仮組みまでたどり着きました。

組立てには複雑な当て木の製作が必須の様です。

これは正面開口部の扉です。
ホゾ部を養生してあるのは、部品の状態で塗装するためです。
扉にはアクリル樹脂を使うのですが、木固めエースはアクリル樹脂を
溶かしてしまうので、手間はかかるのですが仕方ありません。

中間の仕切りの桟の細部です。
ちょっといびつ? 努力に免じて許してやって頂戴な・・・・。
11月の後半に恒例のタイ旅行に行っていたりして年内納品が
危うくなってきました。
がんばるど〜〜〜〜。
![素材満載 ブログで作る かんたんホームページ [CD-ROM付き]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61XF13WMY1L._SL160_.jpg)
