OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
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チェスト製作-2

チェストと整理棚の天板は、13mm厚の板の廻りを20mm厚の桟で囲った

構造にします。

DSCN0700.JPG

四隅は留めっていう始末で、どこから見ても木の木口(導管が見える部分)が

見えない様にします。

普通は矧いだ板だけで構成する部材なんですが、今回は基本的にこの構造を

多用しようと思います。

何故だか自分でもわからないのですが、琉球の風情に合うような気がしたんです。

評価は分かれるとは思いますが、我慢してくださいませ。

 

DSCN0701.JPG

これは裏側ですね。下から見上げる位置になるので仕上げは表と同じレベルにする

必要があります。ぐるりに回した桟(支輪)の下部は14mm幅の凹曲面を取っています。

DSCN0702.JPG

すぐに塗装が始まるので、塗料を調合しておきましょう。

小さいオレンジ色の缶が「含浸性ウレタン塗料」、大きい青の缶が

希釈剤として使う専用シンナーです。

このシンナーはHCで売ってる奴の10倍近くする馬鹿高シンナーですが、

これ以外で薄めると白濁して使い物になりません。ウレタンがシンナーの

不純物と反応してしまう様です。

配合済みのものも「木固めエース」っていう商品名で売られていますが、

余りに高価なので、業務用の自分で混ぜ合わせるタイプに切り替えました。

季節によって配合比率を変えて、硬化速度をコントロールできるので

この方が実用上便利ってこともあるんです。

 

                         つづく

 

【2018.05.18 Friday 20:06】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
コメント
すみません、見落としてました。
よくわかりましたね。初めてこういう事をするんですが、実際どういう雰囲気になるのか、自分でもわかっていません。頭の中にあるのは、首里城本殿裏の居住区を再現した建物の雰囲気です。
【2018/05/28 5:32 PM】 OYA-G |
こんにちは。
引き出しの前板も天板と同じ構造になるのでしょうか?
それもちょっと雰囲気が変わって良いですよね。
【2018/05/23 9:09 AM】 acanthogobius |
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