完成はしたものの、細部はミスの連発です。これは万力をセットする廻り縁の
切り欠き部。 万力のあごの高さをきっちり測ってきっちり切り欠いた部分の
修正です。 きっちりにすると、万力の上部が縁とおなじ高さになります。
刃物を傷つけない為にはあごの方を若干低くセットしておくべきです。
みっともないのですが、仕方ありません。バカです、要するに。
本題とは関係ありませんが「越翁」の削りカス。タモだとこの辺りが薄けずりの
限界の様です。これ以上刃を引っ込めると、材にかかりません。
つまり、多分、タモ位の堅さの材が限界という事だと思います。
水引後、材が若干湿った状態で鉋を掛けるとこんな感じ。もう少しだけ薄く削れます。
これは万力に付けるパットです。 ランバーコア21mmの端材をカットして、
マグシートを貼っています。
「柚木風」ということにします。
ちょっと身内ネタすぎたかしら。
こっちはちょっと深刻な失敗です。 フェイスバイスの取り付けミスで、右側
(写真では右下で写っていない側)
が前に出ています。締め込んでいくとジョーに付けた材の右端が回り縁に付いた
状態で、左端は3.5mm程離れています。
受け金具の取り付けが歪んでいるようで、修正不能です。
暫し思案の後、ジョーと接触材の取り付け位置で調整する事にしました。
クサビ用にカットしてあった櫻の端材を噛ませてみました。
何とか使えそうです。 時間のあるときもう少しましな方法を考えましょう。
作業台次郎は今回が最終回です。 出来は自己採点で80点。構想倒れ
の部分もあり、細部の仕上がりに不満もありますが、頑強さは合格点。
サイズも大きからず小さからずで、事前に想定していた通りの感じです。
この作業台の上は物置にしませんよ、絶対。
もう一度次郎君の全体像です。
実は先週末から自宅がこんな事になっています。
奥側には物置兼着替え部屋になっていた6畳の和室がありました。
手前側は10畳の洋間がありました。
内装をやり替えて居間と寝室にします。
え?手伝うのかって? 不思議とこういうのには興味がわかないんです。
棟梁に任しといて、口だけ挟みます。
何か面白いことがあったらUPします。