ご要望に応えて、工房の主力機械であるテーブルソーを紹介します。
購入時からは随分と違った姿になりましたが、「スポークシェイブ」10インチ
テーブルソーです。
モーターは3馬力。それなりの力は発揮しますが、刃径が小さいので
限界もあります。
チェリーやメイプルといった硬い木だと、一発切断は5センチぐらいが
限界の様です。
それ以上になると加工中に回転が落ちてきたり、場合によっては電源が
ダウンしてしまうことがあります。
縦挽き中にダウンすると厄介な事になりますので、最近は厚物の縦挽きは
専らバンドソーに頼っています。
左側は昨年導入したスライドテーブルですが、これは随分重宝しています。
当然ながらこの手のテーブルソーは基本縦挽きが主たる任務であり、
横挽きには適していません。
購入時ついていた横切り用の三日月定規は、全く使い物にならないので
即刻お役御免になり、横切りBOXを作ったり、みんなが良いと言っている
クロスカット用のパーツを買ったりしましたが、いずれも不満が残る結果でした。
一時はスライドテーブルを自作しようかとも思いましたが、昨年思い切って
こいつを導入しました。
結果的には正解だったようで、精度と作業性が大幅に改善されました。
縦切りの時には赤いフェンスを取り外す必要があるのと、手前側に張り出した
スライド用のベースが邪魔になって身体を軸線上から避け難い事が不満と言えば
不満ですが、値段以上の働きはしています。
右ウイングはルーターテーブルに置き換わっています。
テーブル面の反射が違う部分が後で付け替えたものですが、
スペースの限られたなかでは、このセッティングは有用だと
思います。
ルーター作業と鋸挽きを同時にすることは無いのですから。
フェンスも作り変えて、購入時とは随分変わってしまいましたが、
一応の仕事はこなしてくれています。
テーブルの平滑性やら主軸の剛性については、比較できる相手が
いないのでわかりませんが、特に問題ない様に思います。
このテーブルソーは、主軸のベアリングが購入時からいかれていた
り、各部の取り付けネジの品質が悪く、ちょっと力を入れて締めると
折れたりして随分と泣かされました(この点は他の機械も一緒です。
中国のネジに使われている鋼材の一般的な弱点で、これはあと3千年
位は改善されないでしょうね)が、アマチュアが使う機械としては
合格点だと思います。
こんなんでよろしかったでしょうか?小林君。
今日のおまけはこれ。そう、障子もどきです。
製作期間3日。部材は前の工房のガラス障子の流用でタダ。
これがどういう使い方をされるのか、乞うご期待です。
桟の噛み合わせが少しでも狂っていると絶対に組みあがらず、その時点で
全てゴミ箱行きになりますので
噛み合わせ部分の相欠きの加工に随分と気を使いましたが、
無事組みあがりました。
この状態で2枚を横に並べて使うんですが、左右と真ん中の縦框の
幅が違うのに気付いて頂けましたでしょうか?
ここを見てほしいんだよね、ワタクシトシテハ。
おまけのおまけ。
次に作る椅子の材料です。引っ越し前に粗取りしてあったチェリーを
出して来ました。これで2脚分です。
先ずは1脚分を作り、そのあと同じものを一気に6脚作ります。
上にある細い部材は何でしょう?
正体はこれ。引き出しやら開き扉の引手です。
このあいだから嵌まっている「銀杏型引手」。幅8mmのと11mmのと
2種類作りました。
テレビ台に続き、このあとチェリーの箱物をいくつか作るので、
ストック分も一緒に作っておきました。
以上!!
購入時からは随分と違った姿になりましたが、「スポークシェイブ」10インチ
テーブルソーです。
モーターは3馬力。それなりの力は発揮しますが、刃径が小さいので
限界もあります。
チェリーやメイプルといった硬い木だと、一発切断は5センチぐらいが
限界の様です。
それ以上になると加工中に回転が落ちてきたり、場合によっては電源が
ダウンしてしまうことがあります。
縦挽き中にダウンすると厄介な事になりますので、最近は厚物の縦挽きは
専らバンドソーに頼っています。
左側は昨年導入したスライドテーブルですが、これは随分重宝しています。
当然ながらこの手のテーブルソーは基本縦挽きが主たる任務であり、
横挽きには適していません。
購入時ついていた横切り用の三日月定規は、全く使い物にならないので
即刻お役御免になり、横切りBOXを作ったり、みんなが良いと言っている
クロスカット用のパーツを買ったりしましたが、いずれも不満が残る結果でした。
一時はスライドテーブルを自作しようかとも思いましたが、昨年思い切って
こいつを導入しました。
結果的には正解だったようで、精度と作業性が大幅に改善されました。
縦切りの時には赤いフェンスを取り外す必要があるのと、手前側に張り出した
スライド用のベースが邪魔になって身体を軸線上から避け難い事が不満と言えば
不満ですが、値段以上の働きはしています。
右ウイングはルーターテーブルに置き換わっています。
テーブル面の反射が違う部分が後で付け替えたものですが、
スペースの限られたなかでは、このセッティングは有用だと
思います。
ルーター作業と鋸挽きを同時にすることは無いのですから。
フェンスも作り変えて、購入時とは随分変わってしまいましたが、
一応の仕事はこなしてくれています。
テーブルの平滑性やら主軸の剛性については、比較できる相手が
いないのでわかりませんが、特に問題ない様に思います。
このテーブルソーは、主軸のベアリングが購入時からいかれていた
り、各部の取り付けネジの品質が悪く、ちょっと力を入れて締めると
折れたりして随分と泣かされました(この点は他の機械も一緒です。
中国のネジに使われている鋼材の一般的な弱点で、これはあと3千年
位は改善されないでしょうね)が、アマチュアが使う機械としては
合格点だと思います。
こんなんでよろしかったでしょうか?小林君。
今日のおまけはこれ。そう、障子もどきです。
製作期間3日。部材は前の工房のガラス障子の流用でタダ。
これがどういう使い方をされるのか、乞うご期待です。
桟の噛み合わせが少しでも狂っていると絶対に組みあがらず、その時点で
全てゴミ箱行きになりますので
噛み合わせ部分の相欠きの加工に随分と気を使いましたが、
無事組みあがりました。
この状態で2枚を横に並べて使うんですが、左右と真ん中の縦框の
幅が違うのに気付いて頂けましたでしょうか?
ここを見てほしいんだよね、ワタクシトシテハ。
おまけのおまけ。
次に作る椅子の材料です。引っ越し前に粗取りしてあったチェリーを
出して来ました。これで2脚分です。
先ずは1脚分を作り、そのあと同じものを一気に6脚作ります。
上にある細い部材は何でしょう?
正体はこれ。引き出しやら開き扉の引手です。
このあいだから嵌まっている「銀杏型引手」。幅8mmのと11mmのと
2種類作りました。
テレビ台に続き、このあとチェリーの箱物をいくつか作るので、
ストック分も一緒に作っておきました。
以上!!