OYA-Gの木工狂躁曲

タイトルは誤字・誤植ではありません。
こんな気分なんです。
ドレッサー完成とアイドリングタイム

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塗装して完成です。

塗装の標準仕様は、「木固めエース」2〜3回のあと「蜜蝋オイル」仕上げ

です。 木固めエースだけだと、乾燥後に表面が白けたように見えることが

あるため、蜜蝋オイル(みんなが蜜蝋ワックスって呼んでる、蜜蝋を乾性油で

湯煎したもの)でしっとり感を確保します。

 

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使う時はこうなります。鏡の前の窪んだスペースに、化粧道具を置いて

使えます。

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鏡はこういう風に下と左右の金具で固定しますが、下の2つは

キッチリとビス固定。左右は金具が動く程度にビスの締め込みを

甘くします。

 

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鏡をセットする前は金具をこのように外側に寄せて置いて、鏡を

入れてから幅を寄せて装着完了です。

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日曜日に施主夫婦が工房に受け取りに来てくれました。

自分としてはいくつか不満な点があったのですが、それなりに

満足して貰えたようで一安心です。

反省点を1つだけ。

甲板の手前15センチぐらいが、奥側に比べて色が薄いでしょ。

甲板は14センチ幅2枚と8センチ幅1枚の3枚で矧いであるんです。

3枚とも23センチ幅ぐらいの同じ荒材から取ったんですが、

手前の1枚だけがほんの少し色が薄いようには感じてたんです。

塗装前は気になる差ではなかったので、「ちょっと引っかかるなあ」

ぐらいの気分だったんですが、塗装を始めてビックリ。塗料の吸い込みが

全然違っており、色の差が拡大する方向に動いてしまったのです。

今までにもこういうことはありましたが、ここまで差が付いたのは

初めてです。 油断大敵じゃねえ・・・・。

 

次回作の木取りのタイミングが悪く、シーズニングの期間が足りないようなので

2〜3日の空白期間が出来てしまいました。

 

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次回作はこれ。前足と後ろ足が左右にずれた、不思議な構造のスツールです。

模型はずんぐりしていて不格好なんですが、寸法を修正して華奢なフォルム

に仕上げるつもりです。

受注したのはスツール2脚と、幅85センチの2人掛けのベンチ型スツール1脚

なんですが、それぞれ工房でキープする分を1脚づつ余分に作るので

計5脚を作ります。

 

続いてチェリーの本棚と電話台。これはペアで作ります。

 

そのあと期待?の人形用ショーケースです。 ま、4月後半ぐらいから掛かる

事になるでしょう。

 

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アイドリングタイムを使ってこんなものを作ってみました。

これは何かというと、スライド丸鋸の集塵用BOXです。

工房移転前から構想していたもので、専用の集塵機まで買ってあったんですが、

何となく手が廻らなくて、今日まで作れなかったんです。

作れなかったのは、効果に確信が持てなくて、ダメだった場合は時間を無駄に

しただけに終わる訳で、そのことが恐ろしかったって事もあるんです。

効果については次回報告します。

 

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こんなものを買いました。「皮切り包丁」です。

刃先角を修正し、全体に少し湾曲した刃にしながら研ぎあげ、

 

DSCN0433.JPG

鞘を作ってあげました。

鞘と、柄の仕込み口周辺には布着せして漆塗り仕上げにします。

鋼は安来鋼青2号。見かけは貧弱ですが、よく切れます。

 

これは螺鈿の時、貝を切るのに使います。

【2017.03.14 Tuesday 08:45】 author : OYA-G | 作品 | comments(2) | trackbacks(0) | -
2日間の停滞と次回作

ネットで購入した鏡が送られてきました。

一緒に購入した取り付け金具の不具合で2日間作業が止まってしまいました。

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上の2つが鏡と一緒に送られてきたもの。

下の4つが追加で送られてきたものです。

 

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左が最初の物で、右が追加分です。

間違いではないのです。最初の方が緩衝材のスポンジが厚く、

追加分の方が薄い事を覚えておいてください。

 

左の方で、金具全体の厚みは10mm、板厚1mm、スポンジの厚み4mm

です。鏡の厚みは3mm。

これだと緩衝材と爪の間に1mmの隙間ができて鏡が固定できません。

すぐにTEL。

「すみません、鏡と金具の間に隙間があって固定できません。

 そういうものなんでしょうか?金具は5mm用と3mm用があるって

 聞いたんですが、ひょっとして間違って5mm用を送られたんじゃあ?」

「あ、隙間がありますか。隙間があってはいけないんで、こちらの間違いですね。

 すぐに3mm用のを遅らせて頂きます。本日発送で明日着荷になります。

 ご迷惑をお掛けして申し訳ありません。」

 

で、送られてきたのが右の緩衝材の薄い方って訳です。

これってどういう事?日本に来て間がない留学生っていう風でもなかったんだけど

・・・・。

 

もう一回電話しようと思いましたが、更に2日の停滞は我慢なりません。

 

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HCに駆け込んで5mmのスポンジを買ってきました。

貼られていた粘着テープの上に更に粘着テープを貼って隙間を無くして

あげました。

左が最初のもの、右が自分でやり替えたものです。

最初からこうしておけば2日間の停滞は無かったのに・・・・・。

 

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取り付け手順です。

下の2つはビスでしっかり固定します。

左右の2つは長孔になっており、金具が動く程度にビスを打って、

鏡の幅より広くセットします。

金具を取り付ける部分は6mm掘りこんでおきます。

上から鏡を差し込んで、金具を鏡に密着するように寄せて完成です。

まだテスト段階ですので、金具に付いたブルーの保護シートは

付けたままです。

 

甲板に鏡をセットして、組み上がった状態で開閉がうまくいくかどうか

現物確認しないことには組立てが出来ないんです。

全ての部材が揃っており、組立て寸前だったんですが、ここにきて2日間の

停滞は痛かったです。

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確認が終わったので、甲板が乗る上部の桟を組みました。

真ん中の横方向の部材の向こう側は27度にカットしてあり、

そこに鏡の付いた部分が当たって止まります。

この部材は甲板との間に5mmの隙間ができるようになっており、

鏡が当たらない様にしてあります。

え?黒っぽいラインはなんだって?聞きたい??

いえね、シナベニアが嵌まってるでしょ。その嵌めこみ溝を切るとき、

間違えて上の方に溝を切ってしまったのですよ。

途中で気づいたんですが、時すでに遅し!!

間違えた方には後からローズウッドを差し込んで、いかにも最初から

こういうデザインでしたっていうふりをしてるんです。

 

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妻手側は既に組み上がってます。

組み上げと塗装、甲板のセットと引き出しの調整であと3〜4日

で完成します。

 

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2日間遊んでた訳じゃありません。

10年ほど前に買って、主として面取りに使っていた小鉋の

口埋めをしてあげました。

今回は木口面で「富山大学」式。

仕上げ鉋レベルに復活しました。

 

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次回作の模型。 壁面のコーナーに置くショーケースです。

う〜〜〜ん、トップヘビーで何ともバランスが悪いなあ。

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う〜〜ん、大分良くなったけど、ちょっと威張ってるみたいで

重いなあ。

 

 

これならどうじゃ。 もうちょっとかな?

 

工房移転(2年と5か月前)以前に受注したんですが、構想が

纏まらずに延び延びになっていました。

幅1m弱、高さ1350ぐらいのそこそこの大きさのショーケース

ですが、これ、何だかわかりますか?

わかる訳ないよね。

「バービーちゃん」の洋服を入れるんですと。

いい年こいたおばさん、いや、オねいさんが、全く何考えてるんだか。

 

上部の見えている部分は全てガラスを嵌めます。いや、アクリルですけどね。

 

つまらない人形ケースを作っていたのは、こいつを作るための練習だったんです。

しかし、まだ解決しなければならない課題があります。

もう少し待ってくださいね。

 

 

 

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図面を書き始めました。課題は作りながら考えることにします。

こいつの前に2〜3点小品を作るんで、仕掛かるのは3週間後

ぐらいかな?

【2017.03.07 Tuesday 06:18】 author : OYA-G | 雑記帳 | comments(2) | trackbacks(0) | -
ドレッサー途中経過

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製作中のドレッサーの途中経過です。

脚を繋ぐ幕板に乗せて、開閉機構のチェックをしています。

真ん中の切り込みの部分が開閉できるようになっていて、使った後は

こういう風になります。

 

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甲板の厚みは20mm、切り込み位置から30mmの所に8mmの丸棒を仕込んで

あります。可動部側(鏡の付く方)はキッチリの径で接着固定、反対側は8.5mm穴に

してあります。

ぴったりの位置に正確に垂直な穴を開けるのはなかなか難しいです。

治具を使っても、2〜3度練習してからでないと上手くいきませんね。

 

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開いた状態。

横方向に渡した桟の向こう側に27度のテーパーが切ってあり、

ストッパーになっています。

ストッパーの桟は甲板下部から5mm控えた位置になっており、3mmの

鏡が付いても桟には当たらない様にしました。

と思っていたら、鏡の業者に電話で確認したら、取り付け金具の厚みが7mm

位あるとのことで、どうしようか悩んでいます。

今悩んでも仕方ないので、現物が到着してから考えます。

最悪の場合作り直しでしょうね。

 

その他の部分は引き出しを含めてすべて組立て寸前まで進んでいます。

初めて約束より早く出来上がりそうです。

 

     

【2017.03.01 Wednesday 10:49】 author : OYA-G | 作品 | comments(4) | trackbacks(0) | -
次回作

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既に使用中の「作業台三郎」、完成しました。

4本の長手桟の内側に2X材で枠を組み、その中に引き出し7枚と開き扉の

収納棚を仕込みました。

引き出しの前板や扉は、甲板の框に合わせてチェリーを奢っておきました。

扉周りに2Xが見えているのが安っぽいでしょうか。

 

右妻手側には便利使いの鑿掛けを設置しましたが、これは次郎の時の

ものをそのまま流用。

こちら側の浅めの引き出し4枚は、主として鑿の収納に使います。

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1段目=追い入れ鑿10本組、2段目=平待ち鑿10本組、

3段目と4段目はその他の鑿や彫刻刀が入ります。

 

組み鑿はこのまま引き抜いて作業台の上に置いて使えるように

なっています。

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逆側は少し深めの引き出し3枚です。

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比較的使用頻度の高い小鉋を入れておきます。

 

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左側の妻手に鉋掛け。使用中の鉋の仮置き場です。

 

開き戸の中はサンダーやビスケットジョイナー、トリマーなどの

手持ちの電動工具が入ります。

今までは外の物置に置いていたので、使うたびに取りに行かねばならず、

多少不便でした。

 

次郎は先週末に予定通りK君ちに引き取られて行きました。

 

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次回作はこういう物です。

と言っても、これじゃあわかりませんよね。

 

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これならわかる?施主様に見てもらうために模型を作ってみました。

小さな鏡台です。鏡部分は開閉式で、使わないときは小振りなテーブル

に見えるようにします。700*700*380ぐらいのサイズです。

1/5模型ですが、引き出しがバランス悪すぎますね。もっとシャープに

見えるようにします。

あ、模型の鏡部分は、その辺に転がっていたアルミテープを貼っただけです。

まだ開閉機構が決まっていません。作りながら考えます。

【2017.02.16 Thursday 05:42】 author : OYA-G | 工房 | comments(2) | trackbacks(0) | -
才能無しと認める。奮励努力せよ。

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去年の3月から漆教室に通い始め、4月に木地を作った「銘々皿」がやっと

完成しました。

作った木地は6枚。今回完成したのは4枚です。

残り2枚はまだ途中工程で手こずっています。

 

漆がこんなに難しいとは想像していませんでした。

一体何度やり直したか覚えていません。

 

布着せーー地錆+研ぎ3回ーー錆3回+研ぎ3回ーー拭き漆--黒漆+研ぎ5回

ーー伊勢早2回--胴摺り--伊勢早2回--蠟色磨き

っていうのが師匠が指定した標準手順なんですが、

 

黒漆の塗り厚が足りないのでゴミが沈んでくれないーーそのせいで研ぎを強くしないと

平面が出ないーー強く研ぎすぎて前に塗った面まで研ぎ破ってしまう

 

角の部分を研ぐと、研ぐ力が強く掛かりすぎて地錆部分まで研ぎ破ってしまう

 

厚塗りしすぎてしまって表面に梨地様の皺が出来てしまう(最悪なんです、これ)

 

伊勢早が乾燥しすぎて、蠟色磨きしても艶が出ない

 

エトセトラ・エトセトラで、泣きながらやり直しを重ねて今日まで来ました。

 

8か月で何とか完成したのがたったの4枚です。

その4枚も、正確に言うと不合格品。

もし¥1500/枚で売るとしたら、たぶん誰も買わないと思います。

いや、恥ずかしくて人様に売る事なんてできませんってレベルなんです。

 

多分初期工程の正確さが足りないんだと思います。その時の気象条件に合った漆の粘度

と乾燥条件の選定も経験不足です。

塗りの時の刷毛の使い方もダメ。研ぎの力加減も大きな課題です。

 

「ここまで艶に拘った人はあなたが初めてです。1年もしたら私を追い越すと思います

から、落ち込まずに続けてください。」って、師匠は励ましてくれるんですが・・・・。

 

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4枚は2対になっています。

1枚は左上がりの銀の蒔絵、対になるのは右上がりの金蒔絵です。

 

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金蒔絵の方はこんな感じ。

 

DSCN0392.JPG

 

銀の方はこんな感じです。

 

馬鹿高い「大間のマグロ」の大トロ1貫を乗せて食べたいものです。

 

もう、漆はやめようかな・・・・・

いやいや、このままやめたら、負け犬だもんね。あと50年生きるとしたら、

そのうち何とかなると思って精進します。

 

                   ごきげんよう。

【2017.02.08 Wednesday 20:13】 author : OYA-G | | comments(4) | trackbacks(0) | -
200均?!クランプ

木工仲間の皆が愛用?している100均のクランプ、ご存知ですよね。

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これです。

順次買い足して、一時は25本以上あったのですが、残すところ12本。

内4本も竿尻の脱落防止用の突起が機能しなくなったり、締め込みネジ先端の可動顎

(丸い部分ね)が外れかかったりして余命僅かです。

何より、固定顎先端のプラスティック部品がありません。

この部品はすぐに外れてしまい、気づかずにいると所在不明になってしまいます。

 

壊れやすくてショボいクランプですが、圧倒的な価格の安さが取り柄なんです。

 

しかし、ここ3〜4年前からいくら探しても店頭から姿を消してしまい、困っていました。

(みんなも困ってるよね)

 

DSCN0383.JPG

 

見つけました。 但し、お値段は倍の200円。その代わりという訳ではないんでしょうが、

有効長200mmと、以前の倍になっています。

懐は50mmのまま。

 

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左が従来品、右が新規開発品。

値段が倍になったと言ってもたったの200円です。

これで頭痛の種??が一つ解消しました。

 

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抜けやすいこの部分には両面テープを張っておきます。

これでそうそう簡単には抜けないと思います。

 

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とりあえず20本ゲットしておきました。

微妙に不揃いで、さすが中国産の雰囲気全開ですが、腹も立ちません。

200円ですもの。

でも、さっきの抜けやすい部品ですが、従来品に比べて1mm弱、横幅が狭くなっていました。

ダイソー君も改良努力はしてるんだねー、感心カンシン。

 

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三郎は稼働開始しました。急ぎ引き出しやらの収納部分を作ります。

【2017.01.26 Thursday 07:44】 author : OYA-G | 新道具箱(手道具) | comments(3) | trackbacks(0) | -
三郎完成間近

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製作中の作業台三郎、ほぼ完成しました。

先に甲板下のスペースに設置する引き出しや収納を作ろうと思っていましたが、

加工した材が動くと、組み上げられなくなる可能性が大きいので、先に組み上げることに

したんです。

妻手側にフロントバイス、長手左端に国産の木工バイスを配置するのは、今までの

作業台と同じです。

国産バイスの位置にショルダーバイスを付けるかどうか随分悩んだんですが、結局

却下しました。

確かに有用だと思い、一時は必須と思っていましたが、框部分の構造が複雑になって、

手間が掛かりすぎる事、長手左側に大きな突起部分があるのは、身体の動きが制約される、

つまり「邪魔」になる可能性が大きい事、今まで特に不自由を感じなかった事などで、

同じ形に落ち着いた訳です。

 

皆がやってるように妻手側にフェイスバイスを配置して任意の長さの材を固定するスライド

部を設ける事も考えましたが、今までのやり方で不自由を感じていないので、これも却下。

 

部材は引っ越し前に揃えてあったので、取り掛かれば思ったより早く形になりました。

W/1260・D770・H800 です。

次郎に比べWが150長く、Dは30短くなっていますが、ほぼほぼ同サイズです。

違うのは重さ。ざっと計算しただけでも2.5倍ぐらいにはなっています。

 

DSCN0381.JPG

逆サイドから。

甲板の真ん中の開いた部分には着脱可能な材を置いて、中央部でクランプできるように

します。次郎での経験では、これは有用です。

無塗装で行こうと思っていましたが、汚れや接着剤の付着除けに蜜蝋を塗ることに

しました。 脚部は塗布済み、甲板部はこれからです。

 

DSCN0382.JPG

邪魔者になった次郎は、外作業場に出しました。

ちょっと寒いけど、2月上旬の引き取りまでここで我慢して貰います。

 

DSCN0378.JPG

この部分には苦労しました。 いえ、苦労というより、不良品かと思って捨ててしまう

ところでした。

クイックリリースの機構部なんですが、バイスを締め込もうとすると「カタッ」という

音がして締めこみが緩むんです。

突起の付いた部分は円筒を2枚に縦割りしたようになっており、向こう側にもう半分のパーツがあります。

ハンドルを緩む方向に回すと2枚のパーツが割れて自由に動かせるって訳です。

締め込む時には向こう側のパーツが自重でこちら側に倒れ込み、手前側のパーツを押して、

画面下の突起に手前側のパーツを押し付けた状態になって、ネジが噛み合うんです。

よく観察してみると締め込んで行くとき、この2つのパーツが写真で左の方向に僅かに動いて、左の

4mm程の隙間が無くなり、右の方に隙間ができます。

さらにじっくり観察すると、その僅かな動きの時に接触している突起部分が微妙に動き、

向こう側のパーツを押し戻してしまう様です。

ほんの思い付きというか、ダメもとで2つの突起部の当たっている部分の塗装を

ヤスリで落としてみました。

何という事でしょう!あっさり問題解決。塗装面の凹凸が原因だったんですね。

問題解決までに半日以上掛かりました。

でも、このバイス、他にも買った人がいるんじゃないだろうか?

みんな問題なく使ってるんだろうか?

このバイス、形状やサイズ・CHAINAの刻印、表面感など、グリズリーのバイス

そのものなので、中国のグリズリーの委託先から仕入れて(もちろん黙って)売ってる

に違いないと思うんですが、売ってる人は多分自分で使ったことは無いので、こういう

不具合には気づいていないと推察されます。

中国産の安物を買うと、いつもながら思わぬ不具合に遭遇しますね。

ま、これも楽しみ?のうちかもね。

 

                       SEE YOU

 

【2017.01.23 Monday 07:48】 author : OYA-G | 工房 | comments(4) | trackbacks(0) | -
作業台三郎 途中経過

「作業台三郎」君の加工は順調に進んでいます。

 

DSCN0375.JPG

 

脚部の加工はほぼ95%ぐらいまで進み、もう少しで組立てに掛かれます。

でも、組んでしまうと置き場所に困りそうなので、ホゾ組みになっている

妻手側だけを組み、引付ボルトで組む長手側は最後に回します。

 

その間に甲板の框組部分の加工を進めます。

写真の黒いバイスは、isuakiraさんに教えてもらってGETした、クイックリリース

機構付の物です。今の作業台に付いているのと全く同じ物の様で、違うのはクイックリリース機構と

ペンキの色だけです。

値段は半額!!得したね。

こいつも買ってから2年以上放置してました。梱包さえ解かずに放置してたんですが、

不具合があってもクレーム期間は過ぎてますよね。

 

DSCN0376.JPG

 

これが甲板の框部分の部材。

ショルダーバイスを付けようか? みんながやってるようにフロントバイスを装着しようか?

随分考えましたが、基本的に現状の仕様に準じて、シンプルに仕上げる事にしました。

この辺の事情は次回ですね。

 

一気に仕上げればあと3〜4日ってところですが、実はそういう訳にはいかないんです。

三郎が完成すると次郎(今使ってる奴ね)は邪魔者になります。

そこで、次郎は元奴隷兼弟子のK君に払い下げることになってるんですが、K君の

受け入れ準備が遅れている様なんです。

 

そういう事情で、先に甲板下に組み込む予定の引き出しやら物入れやらを先に作って

時間稼ぎをします。

2月上旬、それも全般の方までしか待てませんからね、K君。

10日過ぎたらそっちの都合は無視して庭先に納品しますからね。

 

次回は甲板の框部分の仕掛けなんぞをUPしましょう。

 

                                SEE YOU!!

【2017.01.15 Sunday 17:05】 author : OYA-G | 工房 | comments(2) | trackbacks(0) | -
仕事始め

今年の仕事始めはこれです。

 

DSCN0373.JPG

「作業台三郎」の甲板用の板の集積。

28mm*40mmの角材を11本矧いで31センチ弱の幅の板2枚を作りました。

 

3年前の11月に今の工房に引っ越してきたんですが、移転したら作業台を新調しようと、

使い道のないタモを切ったり張ったりして材料を整えておいたんです。

引っ越しから丸2年、粗取り状態で放置しておいたんですが、意を決して取り掛かりました。

 

というか、この板矧ぎを効率的かつ上手にやってのける方法が思いつかなかったという

こともあったんです。

 

大竹さん(知ってるよね?)のブログを見ていてピンときました。

DSCN0371.JPG

これは最後の11本目を矧いだところです。

糊を付けるー目違いが出ない様に両側からアクリルの板を当ててクランプー幅方向

をクランプで圧着ー5か所をビス止めー圧着時間経過後ビスを抜く

という作業手順で、1本ずつ積層していくんです。

作業台の甲板にビスを残して置くわけにはいかないので、一度に出来るのは1本だけで、

時間は掛かります。

 

接着剤は速乾性の白ボンドなんで、圧着時間は1時間半ほどです。朝から始めて

夕方までに5本が1日に可能な進行で、この写真は3日目の朝1番の写真です。

1時間半、何をしてるんだって? やることはいくらでもあるんです!!

 

DSCN0372.JPG

目違いは殆どなく、キッチリ着いています。

この後自動鉋に通して目違いを払いましたが、40mmの材料で仕上がりは38mm強

になりましたので、うまくいった方でしょう。

 

甲板はこの板2枚と、周囲の框(山桜)で構成します。

框の方は組手(包み蟻)まで進んでいますので、ここからはそれ程悩むことなく

進行すると思います。

引き出しや、電動工具などの収納、鉋掛けなどを組み込もうと思うので、

時間は掛かるでしょうけれど。

 

年初に大物をやっつけて、次に予定している複雑で繊細さを要求される作品に

取り掛かる気力を充実させようって魂胆です。

【2017.01.13 Friday 06:19】 author : OYA-G | 工房 | comments(0) | trackbacks(0) | -
明けましておめでとうございます。

皆さん

明けましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

 

例によって更新に間が開いてしまいましたので、12月のまとめから。

 

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麻雀テーブルを作り変えました。

 

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変えたのはこの部分。

右が最初の脚部ですが、テーブルトップが左右に揺れるのです。

理由はよくわかっていませんが、イライラするので思い切って作り変えた次第です。

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小さなテーブルトップを付けて、ちょっとした物置に使って貰います。

捨てるのは癪ですものね。

 

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「おむすびコロリン子供椅子」(=シンプル式)5脚完成。

注文があったのは一番後ろの背の高いもの1脚なんですが、1脚だけ作るのはつらい

ので、一度に5脚作ってしまいました。 4脚は在庫です。

 

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これはまあ、室内物干しですね。使わないときは折りたたんで厚み20mmで収納できます。

脚を引っ張っているのは2mmのワイヤーと小さなターンバックルです。

 

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高さ1400のハンガーラック。

 

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こういう細工をするから時間が掛かるんですよね。

でも、この部分を単純に仕上げたのでは面白くないんですよね、OYA-Gとしては。

年明け一番に塗装して納品します。

 

DSCN0370.JPG

というわけで年末31日の工房です。あちこちに散乱していた端材などを全て捨て、

大掃除をし、鉋や鑿の研ぎを済ませ、自動と手押しの刃の交換を済ませて、2016年の

仕事納めとしました。

 

年明けからは、工房移転以来の課題だった、「作業台三郎」に掛かります。

 

 

【2017.01.03 Tuesday 11:17】 author : OYA-G | 作品 | comments(4) | trackbacks(0) | -
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